北鎌尾根から槍ヶ岳 2017.08.26-28

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独標から槍ヶ岳を望む



<メンバー>
もっちゃん、つよっさん、えだこ、次郎、たろー

<コース:1日目>
上高地(6:40)~横尾(9:30)~大曲(11:45)~水俣乗越し(13:20)~北鎌沢出合(15:10)




 鈴ハイに入会する前、北鎌尾根は別世界のものだったので、ここを歩くなんてことは想像もしませんでした。それがいつしか憧れとなり、少しずつ経験をつみ、とうとうアルプスバリエーション入門である北鎌尾根に行くことができました。

 歩き始めの上高地はあいにくの雨。でも1時間ほどで雨があがり、徐々に青空も見えてきました。槍沢ロッヂに着くころには暑くてのどがカラカラで、我慢できずに炭酸を購入し一気飲み。まだ今日の行程の半分も歩いてないですが、めちゃくちゃおいしくて元気がでました。

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雨の上高地

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明神

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徳沢

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横尾

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槍沢

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槍沢ロッジ

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青空が広がってきた

 槍沢大曲りから水俣乗越しまではなかなかの急登で、さらに汗だくになってしまいました。水俣乗越しから先は地図に点線も書いていないバリエーションルートです。ここからの下りは急斜面なうえザレザレで、落石に注意しながら歩きました。

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大曲り(暑い~)

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水俣乗越しへの登り

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水俣乗越し

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ここからバリエーション

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ザレザレ

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雪渓も残ってた

 左手に明日登る北鎌尾根と槍ヶ岳を見ながら、今日の宿泊地の北鎌沢出合までひたすらゴーロ帯を進みます。出合には2組目に到着しました。元気があれば北鎌のコルまで行こうかなんてことも話していましたが、乗越しからの下りでかなり疲れてしまい、そんな体力はありません。ここでしっかり睡眠をとり、明日にそなえます。

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槍ヶ岳を眺めながら

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北鎌沢出合

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今宵のお宿

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夕食は肉丼


<コース:2日目>
北鎌沢出合(4:30)~北鎌沢のコル(6:40)~独標(9:40)~槍ヶ岳(13:30)~殺生ヒュッテ(15:30)

 2日目は行程が長いため、暗いうちから行動開始です。北鎌のコルまでは右俣から沢を遡行し、沢登りのようでした。水流もけっこうあり、濡れないように登っていきます。常にコルを見ながら進み、ルートミスなくコルに到着。ここはテント2張りほど張れるスペースがありました。

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暗い内に出発

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これって正しいルート?

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まるで沢登り

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北鎌のコル

 ここで泊まる場合は、水をたくさん担ぎ上げないといけないので大変です。今日はとても天気がよく空が青いっ。独標基部までは景色を見ながらの気持ちのよい稜線歩きができました。

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さあ、北鎌尾根を楽しもう

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まずは独標を目指す

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空が青い!

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独標が近づいてきた

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独標基部へ

 緑のロープがはられているところからは、今までの道と様変わりして危険な領域にはいる感じで、気を引き締め直し進みます。逆コの字の岩場は高度感たっぷりでドキドキでした。身構えていたせいか、思っていたほど怖さを感じずに通過できました。

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ここから緊張のトラバース

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逆コの字(通過してから振り返る)

 緊張していることもあり、疲れもありません。先行グループがトラバース道を進んでいて、見るからに怖そうだしあそこを通るのは嫌だなぁと思っていたら、次郎さんが、その手前のところから直登するのが正解と教えてくれました。トラバース道ははっきりとした踏み跡になっているので、知らなかったら間違って行ってしまいます。先行グループはやっぱり行き詰まり引き返してきたそうです。これがバリエーションルート。踏み跡は100%信じないことです。なかなか難しいことですが… 。

 岩場を直登りすると先稜線に上がると独標です。360°の大パノラマで、絶景を堪能。本当にこんな天気のよい日にこんな景色を見ることができ、頑張って来た甲斐がありました。しかし目指す槍ヶ岳はまだまだ遠い感じ。でも終始槍ヶ岳を見ながら歩けるので、気分がいいですね。

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独標

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いいね~

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でもまだ遠いなあ

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穴の開いた岩

 どんどん槍ヶ岳が近づいてきて、ここからの角度でしか見られない子槍・孫槍・ひ孫槍・大槍を一度に見ることができ大感激でした。

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どんどん近づいてきた

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西鎌尾根

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大槍、小槍、孫槍、ひ孫槍

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岩岩が続く

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さあ、大槍へ取り付く

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東鎌尾根

 そして最後の難関、チムニーに取りつきます。ここはトップで行かせてもらいました。なかなかすんなりといかず、下で見守ってくれているみんなからアドバイスをもらい、慎重に一歩一歩ホールドを確かめながら、2つのチムニーをクリアすることができました。あとは頂上まで少し登るだけです。

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穂先は近い!

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高度を上げる

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振り返る

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チムニー

 頂上にはたくさんの人がいて、記念撮影をしている祠の裏がゴールなので、みなさん突然裏から現れた私たちにびっくりで、どこから来たの?という感じでした。北鎌尾根のことを知っている人は少なく、あまり優越感に浸ることができなくて残念。もう少し「すごい」と言ってもらえるかと期待していたのにな~。

 私たちも記念撮影の行列に並びました。つよっさんは今回が初めての槍ヶ岳。それが北鎌尾根からのルートって、もう普通のルートは行けないのじゃないかな。つまらなくて…

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頂上

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穂高が見える

 この日は、24時間テレビでイモトアヤコが槍ヶ岳に登る日でもありました。偶然にも日程が重なり、私たちが槍ヶ岳から下山するときにイモトたちは槍沢から槍ヶ岳山荘に登ってくるところでした。山荘前で撮影をしていたので近くでイモトアヤコを見ましたが、思っていたより小柄で芸能人オーラは感じられず。夕方槍ヶ岳に登ったみたいで、そのころにはガスで何も見えなかったはず。着いてすぐ登っていたらいい景色が見れたのにね。

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梯子ルートは大混雑

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イモトアヤコ

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ロケはこんな感じ

 今日の宿泊地、殺生ヒュッテで「北鎌尾根ですか」と言われました。ハーネスつけているのでわかったらしく、すごいと言ってもらえ、いい気分でした(笑)夜ごはんはたろーさん自家製の干し野菜と干し肉入りのラーメンです。軽量化になるし日持ちもするし味もおいしいし、干し物の可能性をみました。手間がかかりそうなのがネックですが…

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殺生ヒュッテまで下る

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殺生ヒュッテ

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乾杯!




<コース:3日目>
殺生ヒュッテ(5:45)~槍沢(7:45)~徳沢(10:00~10:40)~上高地(12:10)

 3日目は上高地まで下山するだけです。徳澤園で早いお昼ごはんと定番ソフトクリームを食べ、上高地で買い物をし、最終日はのんびり帰途につきました。

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3日目は曇り

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槍も見納め

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槍沢上部

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槍沢ロッジ

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横尾

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徳沢

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定番のカレー

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ゴール

 たろーさんと次郎さんには初めての3人のフォローをしてもらい、とても心強かったです。いい緊張感を持ったまま楽しく歩くことができ、北鎌尾根に行けたことは少し自信につながりました。さらに上を目指し、またいろいろなところに行ってみたいですね。

記)もっちゃん
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テーマ : 登山
ジャンル : スポーツ

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鈴鹿ハイキング倶楽部

Author:鈴鹿ハイキング倶楽部
鈴鹿ハイキング倶楽部は鈴鹿山脈にホームグランドを置き、三重県をはじめ東海地方が活動エリアの登山サークルです。
鈴鹿山脈を中心とした低山ハイキングの軽い山登りから、アルプステント泊縦走、雪山や沢登りなどの本格登山まで四季を通じて活動しています。


これから山歩きを始めたい方、一人ではちょっと不安という方、仲間を見つけて新しい事に挑戦したい方、我々と一緒に山へ出かけませんか。

詳しくはHP(リンク先)参照

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