金木戸川 小倉谷沢登り 2016.8.11~13

20160811小倉谷36

メンバー:ふみふみ、つよっさん、たろー


1日目:
金木戸林道第1ゲート(6:20)~第2ゲート(7:20)~発電所(8:10)
~小倉谷出合(9:40)~Ca1450(15:10) 泊

 今年から始まる山の日に小倉谷~笠ヶ岳へ行ってきました。時期が時期だけに駐車スペースあるか心配していましたが、十分ありました。それはそれで不安になるのですがw

20160811小倉谷01
ゲートから出発

 まずは、眼下にきれいな沢をみながら暑い中、林道歩きです。岩をくりぬいたトンネルとか綺麗な水がごうごうと流れる発電所とかテンションを上げてくれます。どれも鈴鹿山脈にあれば名所になるような所です。

20160811小倉谷02
素掘りのトンネル

20160811小倉谷03
発電所

20160811小倉谷04
神社

20160811小倉谷05
こんなトンネルも

20160811小倉谷06
取水施設

 長い林道歩きを終えて沢に下り、ほてった体を冷やすために早速、水に入ると・・・「めちゃ冷たい!」流石、北アルプスの沢は違いますね。でも、今年は水が少ないようです。

20160811小倉谷07
小倉谷出合

20160811小倉谷08
むっちゃ冷たい

 次々と滝が出てきます。初めてショルダーで滝を越えました。たろーさんとのジャンケンに負けてしまい土台ですが^^

20160811小倉谷09
樋状滝

20160811小倉谷10
泳ぎも

20160811小倉谷11
ゴルジュ

20160811小倉谷12
ショルダー(土台ですが・・)

20160811小倉谷13
荷揚げ

20160811小倉谷14
これは巻き

20160811小倉谷15
横から噴き出す滝

 幕営地を探して登って行きましたが高い所にいい場所がなく河原にて宿泊します。肉に米に卵にとお腹いっぱいです。山の中なのに食いすぎです。贅沢です♪。疲れたのと、お酒も飲んだのですぐ眠れました。

20160811小倉谷16
そろそろテン場を探さねば

20160811小倉谷17
贅沢な夕食

20160811小倉谷18
もう眠い・・・

記)つよっさん

2日目に続く・・・・




2日目:
Ca1450(6:00)~大ゴルジュ~スリングの6m滝(8:00)~40m滝(10:05)
~双門の滝(11:45)~奥の二俣(15:45) 泊

 増水が心配な河原のテン場でしたが砂地だったので寝心地が良く、気持ちの良い朝を迎えました。今日は核心の大ゴルジュを抜けるので朝からしっかりとエネルギー充填します。朝食はふみさん特性のカルボナーラ風のパスタ。お腹がはちきれそうになり食べきれませんでした。

20160811小倉谷19
朝食はカルボナーラ風パスタ

 さあ、いよいよ大ゴルジュ帯。入り口の大岩の積み重なった滝を超えるとすぐによく記録に出て着る3mCS滝と15m淵が現れます。

20160811小倉谷20
大岩の積み重なった滝を越えて大ゴルジュ帯に入る

20160811小倉谷21
3mCS滝と15m淵

 ここは寒さに強いつよっさんに突破を任せます。ザックを担いだまま普通に泳いでいき、左側のスタンスに立ちこむとサクッと登ってしまった。

20160811小倉谷22
つよっさんが果敢に突破



動画で

 次の滝は左から巻き。ルート探しに若干手こずったがちゃんと懸垂用の残置があったので利用します。

20160811小倉谷23
左から巻いて懸垂で谷に復帰

 支流にかかる立派な30m滝を過ぎると技術的には一番の難所と言われている6m滝が現れます。

20160811小倉谷24
まだ余裕だね

20160811小倉谷25
支流にかかる30m滝

 攻略は残置スリングを使って滝身側へトラバースし、滝の横を登って行きます。登攀は苦手なので空身でトライ。残置ハーケンを上手く使って抜ける事が出来ました。それ程難しくは無かったけどそれなりに緊張感するなあ。

20160811小倉谷26
私が空身でトライ

 次はまずつよっさんに登って来てもらい、その後荷揚げ、最後にふみさんに登ってもらいます。笛を使った合図も連携も上手く出来るようになってきました。こういうチームプレイがスムーズにできるようになると沢の楽しさも一段と増します。

20160811小倉谷27
谷への復帰は懸垂で

 これで技術的な核心部は抜けてしまったのでほっと一息。人の字の滝の手前で小休止した後、ファイト一発で水線突破です。水量も少な目で太陽も燦々。濡れるのも全然苦痛じゃありません。

20160811小倉谷28
ほっと一息

20160811小倉谷29
ファイト一発

 人の字滝を超えると黄色い岩のナメ帯が現れます。太陽の光で水面はキラキラと輝き本当に別世界に来たよう。ふみさんもはしゃいで得意の大の字に。(この辺でカメラの設定が変わっていて変な色合いに・・)

20160811小倉谷30
ナメが現れた

20160811小倉谷31
黄色い岩の不思議な風景

20160811小倉谷32
いいね~

 ナメ帯の一番奥には突然40直瀑が!事前には知っていたけどやはり驚いてしまいます。この谷は全然退屈する所がありません。滝は左から笹ヤブを漕いで巻きました、体力勝負です。

20160811小倉谷33
ナメ床のドン付きに現れる40m滝、知っていたけど驚き

20160811小倉谷34
ドンピシャで落ち口に

 さらに進むとこの谷最大のスポット(こんなのばっかり)双門滝が現れます。左右両方から30m滝が落ちる様は圧巻。このスケールの大きさは流石アルプス、本当に素晴らしい。

20160811小倉谷35
水の色が素晴らしい

20160811小倉谷36
両門の滝

 突破は左俣の滝を左から巻き上がり、中間の尾根を乗り超して右俣に入ります。左の滝の巻きはスムーズだったけど中間尾根の乗り越しはヤブに阻まれ苦戦。ここが一番きつかったかな。

20160811小倉谷37
左側(支流)の滝を左から巻く

20160811小倉谷38
どんぴしゃ落ち口

 ほっと一息する間も無く、次の大滝が現れます。下段は右から登り上段は右の踏み跡を辿って巻く。巻きはこの滝はいちばん簡単でした。

20160811小倉谷39
2段40m滝

 さらに谷を詰めると30mの直瀑。またヤブコギ&高巻きかと思うと少しうんざり。滝下で少し遊んだあと、左の笹ヤブを漕いで巻き。ここはスムーズ。

20160811小倉谷40
30m滝

20160811小倉谷41
滝壺で遊ぶ

 30m滝の上はきれいな一枚岩。ここで泊まった記録も見た事あるけど明日の行程を少しでも楽にしたいので予定通り奥の二俣まで進みます。いいテン場を見つけましたが、薪が乏しく集めるのに苦労しました。

20160811小倉谷42
滝の上はきれいな一枚岩

20160811小倉谷43
そろそろテン場を探さねば

 テントを張り、焚火がついたら落ち着きます。明日は稜線まで詰めて登山道で下山するだけと思うとほっとする反面、もう終わってしまうのかという寂しさが・・。夕食はご飯を炊いてカツカレー(レトルトじゃない)。山の中でこんな手の込んだ物が食べられるとは思っていませんでした。ふみさんありがとうございます。

20160811小倉谷44
今日はカツカレー

記)たろー



3日目:
奥の二俣(5:40)~旧登山道(10:00)~笠ヶ岳山荘(10:30)~笠ヶ岳(11:00)
~笠ヶ岳山荘(11:15~12:00)~笠新道~左俣林道(17:35)~新穂高温泉(18:40)

 行って来ました!夏の大イベント北アルプス小倉谷!!いつもの沢とはスケールが比べ物にならないくらい一つ一つの滝・釜・淵がとても大きい!!。エメラルドグリーンに輝く沢水は透明過ぎて深さがわかりにくいくらい綺麗~♪。

 観光地では見られない位の大きくて険しく野性的なかっこいい滝滝滝・・・。一番の感激した場所は「天国ってこんなところなのかな?」と思ったくらい神秘的に黄金に輝くナメ続きの沢床。

 映画「風の谷のナウシカ」の・・・蒼き衣を纏いて金色の野に降り立つべし・・・。そう、その金色の草原を歩いているような場所でした。

 焚き火があれば寒くない、大自然貸し切りの沢泊は私の大好きな寝床。沢の音、星空の下、暖かな焚き火の前で食べる夕食はもう、最高~のシチュエーションです♪
1日目の夕食は鍋&炊き込みご飯(お焦げが美味しい♪)。2日目朝食はパスタ、夕食はカツ(もどき)カレーライス。3日目、朝食は野菜ラーメン。個々に持ってきたお摘みとお酒類もとても美味しかったです♪

(ここから3日目)

 3日目は笠ヶ岳頂上に向けてグイグイと高度を上げながら、無数の小滝を進み、最後には厳しいガレ場を延々と登って行きました。

20160811小倉谷45
朝から滝

20160811小倉谷46
どんどん登る

20160811小倉谷47
まだ滝
20160811小倉谷48
だいぶ高くなって来た

20160811小倉谷49
登山道に出た

20160811小倉谷50
稜線!

20160811小倉谷51
笠ヶ岳山荘

20160811小倉谷52
頂上

20160811小倉谷53
無事遡行出来ました

笠ヶ岳頂上小屋でキリンレモンをスタッフに注文すると、沢服沢装備の私を見て・・

スタッフ「どこからですか?」
私「小倉谷です!」
スタッフ「おおーっ!!!凄いですね~~!!」
内心の私「(えーっ、やっぱり凄いの?そんなに凄い所だったの~?♪)」

 とウキウキの小走りで2人の所へ戻り興奮ぎみに伝えました。きっとその時の私の顔は素晴らしく満面の笑みだった事でしょう♪
そして、3人で小倉谷を突破できたことをキリンレモンで祝杯し喜びを分かち合った気分はもう半端のない位の爽快感でした!♪

20160811小倉谷54
乾杯~!

20160811小倉谷55
お疲れ様でした

 さあ、最後はながーいながーい笠新道の下山です。ここはいつも試練の下山となります。蒸し暑ーい、景色変わらなーい、膝はガクガク~・・・。

20160811小倉谷56
テン場

20160811小倉谷57
長~い

20160811小倉谷58
杓子平

 でも、降りてしまうとあらら不思議。感動したことばかりよみがえって来るのです♪これからも私は色んな沢登りや山登りを経験して行くと思います。今回の「小倉谷」は私の中で最大級の大大大冒険をした経験となったでしょう。

20160811小倉谷59
林道に到着
20160811小倉谷60
ゴール!

 いつも逞しく信頼しているリーダーたろーさんに勇気をもらい、いつも大黒天のような優しい笑顔と陽気な鼻歌やユーモアいっぱいで和ませてくれるつよっさんのお陰で、この大冒険を味わうことが出来ました!本当に本当にありがとうございました!!。そして今後どんな藪こぎにも負けない私!?・・がいる思います♪

 先行されていた(追い付いたり追い越されたり)2人パーティーのお一方はなんと70歳でした!笠ヶ岳頂上で握手してもらったその大きな力強い手のひらの厚さには感動しました。私も70歳になってもみんなと沢登りに行けるようにこれからも頑張ります!

記)ふみふみ
スポンサーサイト

テーマ : 登山
ジャンル : スポーツ

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

鈴鹿ハイキング倶楽部

Author:鈴鹿ハイキング倶楽部
鈴鹿ハイキング倶楽部は鈴鹿山脈にホームグランドを置き、三重県をはじめ東海地方が活動エリアの登山サークルです。
鈴鹿山脈を中心とした低山ハイキングの軽い山登りから、アルプステント泊縦走、雪山や沢登りなどの本格登山まで四季を通じて活動しています。


これから山歩きを始めたい方、一人ではちょっと不安という方、仲間を見つけて新しい事に挑戦したい方、我々と一緒に山へ出かけませんか。

詳しくはHP(リンク先)参照

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
ご訪問
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR