十石山 2016.05.03

20160503十石岳04
乗鞍岳をバックに


メンバー:toriya、イッチー、一般Tさん

コース:白骨温泉-十石山-白骨温泉



 待ちに待ったゴールデンウィーク!去年の夏以来の北アルプスの双六岳^^の予定でしたが、天候が悪いため急遽の変更。候補として、十石山、福地山か…。

 鈴ハイOGのTさんを迎え、メンバーは少数の3名です^^(お二人に付いていけるか不安MAXでした…)

 当初は双六岳の予定でしたので、冬山装備として、ピッケル、シュラフ、ワカン等々を2日〜前日に購入。福地山なら夏装備で行けるが、十石山は強風が心配、山行当日になっても中々決まらず、移動の車の中でもかなり悩みました。休憩に寄ったSAで最終判断です

結果は…………

 雪が見たい!との僕の要望もあり、十石山に決定です!色々と悩ませてしまったtoriyaさん、本当にすみませんでした。

 強風時の撤退も視野に入れながら、十石山を目指して移動開始です。初めましてのTさん、非常に明るい方で、toriyaさんと大盛り上がりで、車内を楽しませてくれます♪
北アルプスの遭難事故を車のラジオを聞いてtoriyaさんと同い年の方が滑落したとのニュース、不安がよぎります…
楽しい会話が沢山ありましたが、何故か今回は登るのに必死で記憶が薄いです^^;言えない内容だからではないですよ^^

あれよという間に、白骨温泉に到着です。

 前夜泊用のテントを建て、一服です^^ なんと、toriyaさんビールを3本(人数分)持って来て下さっていました!ただ、お酒を飲むと結構な確率で翌日頭が痛くなるので、今回は遠慮しました。すみません…。m(_ _)m
つまみとビールでプチ宴会後消灯です。いつもは毛布を持参しますが、今日の為に3番シュラフ(散財アイテムその1)を購入しました!後はシュラフカバーも買わなければ…。あぁ散財…。

 4時半に目覚ましをセットしてありましたが、4時25分に目が覚めました^^うーん、流石だイッチー。
出発に向けて、テント撤収、パッキング等々を済ませます。(僕は1人コンタクトに悪戦苦闘しておりました。登山開始後、すぐに外すことになりましたが^^;)

 さてさて、登山口は何処かな?と地図を片手にウロウロ、おや?行き過ぎたか、こっちからだね、と少々迷っていると、朝風呂中の施設のお客さんかと、思われるオジサンを発見、いやいや、裸ですよ、☓☓☓が見えそうですよ、というか見えてますよね!?と朝から衝撃的なものに遭遇しましたが、なんとか登山口に到着です^^

 メンバーが3名しかいないので、必然的に僕が先頭に…。不安たっぷりですが、進んで行きます。

サクサク

サクサク

サクサク

 とても歩きやすい道です^^が、結構登るんですね^^; あぁしんどい。スタート時にトイレに行かなかったので、早々にトイレタイムです。
すっきりしたところで再スタート♪

 ひたすら木々の中を登ります。暑い!一通り登り終わったところで、休憩場所に到着。ここで、出ました、toriyaさんのミニトマトです♪
ベストチョイスです^^
Tさんからは、バナナのあのパン(パッケージに猿の絵が書いてある、白あんが入ったバナナの形をしたあのパン)です。
水分、カロリーを補給して、キツイ登りは続きます。

ヒイヒイ
フウフウ

 ひとしきり登って行くと、なにやら白い物体を発見!そう、皆さんが大好きな雪です♪ここまで、完全にお荷物状態のアイゼン、ピッケル、ワカンの出番がありそうでテンション上がります^^

 標高を上げて行くと、ドンドン雪が多くなって行きます。暑い登りに雪があると涼しくていいですね♪途中何度もズボズボと踏抜きながらも頑張って進んで行きます。

 慣れない冬山、歩きやすい所を〜、と考えながら進んでいると何故かドンドン左に寄ってしまい、toriyaさんからも「左に寄っているな〜」とのご指摘m(_ _)m
これはイカンと、何度も修正しながらも登っていましたが、体が左に歪んでいるのか、見えない力に引っ張られているのか、どうしても左に向かって登ってしまいます…恐ろしい((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

 左の呪いにかかった僕を見かねて、toriyaさんから先頭交代のお言葉を頂きました。
ここまで登って気がついたのですが…、これまで一度も他の登山者を見かけません…、僕ら3人しかいません…
駐車場には沢山の車が止まっていたのに…、
皆さん何処へ消えたのか((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
(温泉を楽しんでいる…と思いたいですね)

 森林限界が近づいてきた頃、「アイゼン付けようか?」の声^^ ウキウキしながらアイゼンを装着です♪
ザックは軽くなったけど、足が冬靴の重さ&アイゼンで猛烈に重くなり「いや〜重い〜、しんどい〜、小屋はまだか〜」とブツブツと1人文句を言ってました。
しんどいけど、少し見渡せば雪が掛った綺麗な山々が見えます。残雪の、標高が高い山でしか見られない、絶景にこれまでの疲れも無くなり、クライマーズハイな状態になります(^o^)

20160503十石岳01
頂上付近吊り尾根が見えてきた

 「せっかくだからピッケル(散財アイテムその2)も使ってみようか?」とのお言葉m(_ _)m
初ピッケル!使い方も分からないので、 取り敢えず気合モリモリでサクッと一突き。

 ところが、雪が柔らかく、ズブズブズブズブっとピッケルの9割が雪に埋まる悲劇(泣)あれ、こんなので良いの?と思いながらもズブズブと刺しながら登っていると、後ろのTさんから、「ピッケル役に立たないねー、ストックのほうがいいかも」と言われました(泣)
散財アイテムが役に立たず、シクシクと悲しんでいると、小屋が見えたよ〜との声、やっと着いたか!と悲しみも吹き飛び、安堵しましたが……。

この山行の最大の難所&悲劇が起こりました…。

 小屋は見えましたが、さて…どうやって行く?本来なら小屋までは直登出来ると思われましたが、暖冬の影響で、雪が少なく、ルート探しに苦労しました。
苦労の末に見つけたルート、いやいや、雪で隠れているはずのハイマツがムクムクとあるじゃないですか!
これ行けるの?と戸惑っていると、toriyaさんは躊躇なく突っ込んで行きます(・o・) Tさんも続いて突っ込んで行きます。

 ベテラン勢は勢いが違いますね!僕はというとアイゼンが超絶邪魔になり、全く進めません、「こっちだよー」と手を降ってくれても、誰かのストックの先がチラッと見えるだけで、肝心の姿が微塵も見えません(汗)
そんなこんなで、苦労しているとアイゼンを安物のスパッツに引っ掛けてしまいビリっと破けてしまいました(悲劇その1)

 その後何度も転倒、ヘルプミー(誰も助けてくれなかったですが(-.-))を繰り返しながらも、なんとか難所を突破し、十石山に到着です(ハイマツに埋もれて死ぬことも覚悟しましたよΩ\ζ°))
生きててよかった!

 苦労して抜けた先には…、乗鞍岳の壮大な姿です!感動です♪心配していた風も、思った程強くなく、独占状態です^^

20160503十石岳02
十石山から穂高連峰

20160503十石岳03
槍穂高をバックに

20160503十石岳04
乗鞍岳をバックに

20160503十石岳05
乗鞍岳から続くたおやかな稜線

 景色に感動していると、toriyaさんのパンツ(ズボンの事ですよ)が豪快に破けてしまっています(悲劇その2)、ハイマツブッシュ、大きな悲劇を生み出した場所でした(ノД`)シクシク

 悲しみを乗り越え、皆で記念写真を撮り、ボチボチと小屋に向かいます。まさか…、またあのハイマツを超えて行くのか…、toriyaさんも「あそこ通りたくないな〜」とボソリ。
しかし、良く見ると隣に普通の道があるではないですか!
よかったよかった♪ここから先は、小屋まで雪がないのでアイゼンを外し、ルンルン気分で小屋に向かいます。

 今回の山行の目的の一つが、この「十石峠避難小屋」です^^ 噂ではめっちゃいい小屋だよ!とのことです。
僕の想像では、普通の避難小屋より、少しだけ広くて、少しだけ綺麗で、少しだけ暖かい。そう思っていました。

 さて…、実際は…、超広い!2階もある!超綺麗!そして少しだけ暖かい!(ここは想像通り)これだけでもテンション上がりまくりですが、さらに驚く事に、ガス缶、マット、シュラフまで!いやいや凄すぎますよ。至れり尽くせり状態です。管理している方々に感謝ですね。

20160503十石岳06
きれいな十石山避難小屋の中

ここで、まったりと昼食時間です♪

 toriyaさんはいつもの、おにぎりにお茶漬け、Tさんはカップ麺、僕は美味しそうなパンをモシャモシャと食しました^^ 食後には、Tさんからバームクーヘンと暖かい紅茶まで頂き、大満足です♪

20160503十石岳07
十石山避難小屋を後に

 食事後、出発準備です。ここで散財アイテムその3のワカンを装着です。事前に、ネット等で装着方法を調べ、練習はしましたが、少々不安な足元^^;

 日帰り山行に変更になった事で、下山もゆっくり出来るので、ワカンの練習に最適でした。途中、ワカンがずれたり、緩かったり、調整が微妙だったりしましたが、その度にtoriyaさん、Tさんに、色々と教わりましたm(_ _)m

「どうやって付けてる?」
「んん?ちょいちょいちょい!」
「紐長いな−切れ!」等々

 お二人のご指導をしっかりと受けました。鈴ハイのベテランお二人から直接指導頂けるなんて、なんとも貴重な時間でした。ありがとうございます。
下りは本当にあっという間で、途中から僕が先頭になり(道を間違える事も度々、すみません)、ワイワイと下りて行きます^^

 登山口まで1時間から1時間30分程というところで、1組の夫婦と思われる中年の男女とすれ違いました。時間からみて、これから登るのはかなり危険…。
途中で引き返すとの言葉を交わし、別れました^^;無事でありますように。

 下山途中、Tさんから花の名前を覚えろとの宿題が出されました^^;
「ニリンソウ」覚えましたよー。後は、ユキ…なんとか等も(^o^)
林道を歩いているだけで、Tさんから「はい!この花の名前は何!?」といきなり質問させるので、最後まで気を抜けませんでした^^;
綺麗な花を発見したtoriyaさんは、望遠レンズを装着し、超接写で撮っていました^^(望遠レンズで接写すると良い写真が撮れるのですかね?)

 正直、十石山なんて聞いた事もありませんでしたが、乗鞍岳の姿は圧巻です。少人数&日帰り、東京からの参加の山行として、思い出に残る山の一つになりました♪

 下山後は、温泉(混浴を超期待していました残念ながら別でした(泣))でまったり、蕎麦が食べたいとのリクエストなのに、何故かオムライス専門店(蕎麦もありますが、オムライスがかなり美味でした^^)に行き、沢渡の事故を察知し渋滞を回避し、無事に四日市まで帰る事が出来ました。

 双六山行からの変更対応、雪が見たいとのわがままを聞いて下さったリーダー、toriyaさん後ろから見守って下さり、最初から最後まで、話題が尽きなかった、鈴ハイOG、Tさん
お二人とも、ありがとうございました!!

 今回参加出来なかった皆様、次回、十石棘避難小屋泊をtoriyaさんが企画して下さるかもしれません!?
また山でお会い出来る事を楽しみにしております♪

記:イッチー
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テーマ : 登山
ジャンル : スポーツ

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鈴鹿ハイキング倶楽部

Author:鈴鹿ハイキング倶楽部
鈴鹿ハイキング倶楽部は鈴鹿山脈にホームグランドを置き、三重県をはじめ東海地方が活動エリアの登山サークルです。
鈴鹿山脈を中心とした低山ハイキングの軽い山登りから、アルプステント泊縦走、雪山や沢登りなどの本格登山まで四季を通じて活動しています。


これから山歩きを始めたい方、一人ではちょっと不安という方、仲間を見つけて新しい事に挑戦したい方、我々と一緒に山へ出かけませんか。

詳しくはHP(リンク先)参照

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