高野山~1200年記念山行 2015.05.16~17

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天候のため登山でなく下山となりましたが、「高野山町石道」たっぷり歩きました!


メンバー:てる、キャシー、ガビ、にっさん、ナオト、しろー、たばっち

1日目コース(5月16日):
道の駅くどやま(9:30)~南海九度山駅(10:30)+++高野山駅(11:30)~大門(12:20)~女人道・弁天岳(13:10)~不動坂口女人堂(13:30)~宿坊・清浄心院(14:15-15:20)~奥之院(16:20)~宿坊(17:30)

2日目コース(5月17日):
宿坊(8:30)~壇上伽藍(9:00-10:30)~大門(11:00)~高野山町石道~六地蔵(12:30)~笠木峠(13:40)~神田地蔵堂(14:15)~二ツ鳥居(14:50)~六本杉(15:10)~丹生宮省符神社(16:40)~慈尊院(16:50)~道の駅くどやま(17:20)



 高野山に行ってみない?今年は、弘法大師空海による開創1200年記念だよ!たばっち&キャシーからのお誘いに、鈴ハイミーハーメンバー7名が集結しました。
 「紀伊山地の霊場と参詣道」で世界遺産の登録もされている高野山は、標高900メートルの山の上に弘法大師が開山し、真言宗の聖地となっています。世界遺産もステキですが、1200年記念の年によく宿坊まで予約できたなと感激しつつ、その日を迎えました。
 予想以上にめちゃめちゃ面白い歴史探訪山行企画第1弾となりました。

 朝、関に6時に集合し、道の駅くどやまに再度集合したとき、みんなのテンションはちょっと下がった。天気予報が的中し(こういうときは外れてほしいのに)、空は灰色。どうみてもやみそうにない、雨。
 それでも、登る気オーラのたばっち、キャシーとは対照的に、久しぶり参加のにっさんは、俺、ちょっとしか寝てないんだよー。と弱気な姿勢。明日は晴れることを一同期待し、本日は、電車で高野山まで行き、周辺散策、明日、山を7時間降りるということに決めました。

 車を道の駅にとめ、まずは九度山駅を目指して歩きだします。みんな雨にも負けず、テンション高く、道を調べず、ただ、ただ、たばっちを頼りに歩きます。電車・ケーブルカーはさすが高野山1200年記念!といわんばかりに、人・人・人!外国人観光客もちらほらと。人見知りという言葉が似合わないキャシーとガビがさっそく話しかけ、オーストラリアの方たちと、しばし国際交流。日本の名所の話で盛り上がります。

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極楽橋駅で電車からケーブルカーに乗り継ぎます

 そして、高野山駅に到着!雨のせいか、幻想的、そしてお香の香りが辺り一面漂って、なんともいえない雰囲気です。駅長さんに、写真撮影してもらい、やっぱり道も教えてもらい、みんな元気に歩きだしました。お昼まで待てないメンバーは、歩きながら昼食を食べます。道はコンクリート、天気は良くない。という状況ではあるものの、元気なみなさんです。

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コンクリートの道を歩く

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お昼前辛抱たまらず食べ歩き

 道が単調なのが残念ですが、そこは我慢。そして、やっと、大門に到着!うーん!さすが世界遺産!
 何度見てもええなー。そしてここから、女人道を登って、弁天岳を登ります。霧が出てきて、幽玄の世界。
 1200年前も当時の人がここを歩いたんだねー。なんか、いいねぇと言いながら、でも熊に注意なんて書いてあるんですよ、ここ。まっ。なおとさんとてるがしゃべり続けているから、出てこないわね。

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つ…ついに、

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大門に到着!

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女人道の入口

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幽玄の弁天岳~御大師様の気配を感じます

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女人堂に出ました

 女人道を抜けると女人堂に。ここで、たばっち本日最初の御朱印をゲット!ここからどこ行く?我らの荷物がかなり邪魔となるため、先に宿坊に行くこととなりました。
 キャシーの念願だった宿坊。でもなんてったって、高野山1200年だから、今回はあまり期待しないほうがいいよねーなどと話して着いた先が!!

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これが宿坊!?

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テンションMAX!!

 おおーー!!一同びっくり。なんて素敵なお寺!ここが今日の宿ですかい!?そして、なんて不釣合いなメンバー。こんな恰好の人が泊まっていいんでしょうか?と思いながらもハイテンションな一同、お寺の中へ。緊張したたばっちが、寺の住職さんに話しかけます。「あの、チェックアウトしたいんですが」
 まだ、チェックインもしていないよ、たばっち。
 幸い、住職さんは優しい方で、不釣合いな私らを応接間に通していただき、寺の説明などをしていただきました。ここで、にっさんとたばっちが共に、厄払いをお願いします。
 いったん、宿に入ったものの、時間がもったいないので、散策にまた外へ。昨夜わくわくしすぎて一睡もしていないシローさんは残ることに。

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庭もきれいだね~

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寺の中を探検! 重要文化財クラスの建物です

世界遺産である高野山の中の一番のみどころ、奥之院に向かいます。

―高野山は聖地である―
 1200年にわたりそう信じられてきました。中でも「一の橋」から「弘法大師の御廟」に向かう2kmの参道に沿って杉の木と無数の石塔が林立する「奥の院」は 人間の世界ではないと言われています。
 人々は亡くした自分の親しい者の、聖なる地「極楽」あるいは「浄土」への再生を願い、何世代にもわたり遺骨などを収めた容器を高野山に持参しその聖域に埋め、また、亡き人を慰霊するため多数の石塔がつくられ、今も残っています。一同、いろいろ想い、感じながら、歩きまわりました。

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いろんなお墓があり、フグの墓も

 奥之院から帰るともう、夕飯時。
 お寺のごはんもとても楽しみだったこと。そして、うれしいことに、お寺の方が一番良い部屋で食事させてくれたのよねー。ガビが「なぜ私たちにこの部屋をあてがったのか」と聞き、ナオトさんがあっさり、「にっさんとたばっちの厄払いのお蔭やろ?」との答えに一同納得。黄金色に輝く部屋で味わうお食事も美味しく、年甲斐もなく殿様ごっこなどして、一同テンション上がりっぱなしのまま、また外へ。

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上段の間にて殿様ごっこ

 なんといっても、1200年だからね、夜もいろいろ催しものがあるようで、壇上伽藍のプロジェクションマッピングというのを見に行きました。とにかく、人が多いので、移動が大変でしたが、一同全力で遊び、明日に備え、皆でしっかりミーティングまで行いました。さすが鈴ハイメンバー!いやいや、長い一日でした。

記:てる


高野山2日目

 気持ちよく寝ていると、ジャーンジャーンと鐘が鳴り、朝の6時が過ぎていました。重たい体をおこして本堂へ向かいます。晴天に恵まれた良い朝、日差しは強いですが肌寒く感じます。
 階段下には部屋を案内してくれたおじさんが笑顔で迎えてくれました。

 本堂では和尚さんたちのお経が始まっていました。宿泊客20人程度(外国人もいました)が、板でできた簡易的な椅子に座っており、満席で、しかたなく入口の近くに、私たち7人は正座してお経を見学しました。
 しばらくして、一人の和尚さんが振り返り。「にっさん!たっばちさん!先導にしたがって御香をたいてください」と淡々と話されました。また、別の学生さんの様な若い僧が「私についてきてください」とさわやかに上段の神聖な場所へ案内されました。
 お経が唱えられるなか、二人はおろおろしながら付いていきます。奥のど真ん中で一番神聖な場所に若僧が座り三鈷鈴(さんこれい;仏具)をシェイカーの様にシャンシャンと鳴らし(お経の邪魔になるくらい)、どうしたらいいのか分からず立っていました。どうぞと目線が合う。僕の番ね?お香をたくんだね?お香をつまんだつもりが何も摘まめず、ドンマイ。手を合わし元の場所へ。「ありがとうございます」と若僧と手を合わす。やっぱりさわやかだね!青年の坊主はいいね!なんて考えてた。
 後から聞いたのですが、たばっちは三鈷鈴を鳴らすつもりだったらしい。さすが正直者(言わなくてもいいのに)。結局正しい作法は僕もわかりませんでした。

 ありがたいと聞いていたお経も20分もしないうちに余裕がなくなってきました!足がしびれます。
 涼しげに座っている隣のお姉さんもイライラしている様子。ナオトさんは胡坐(あぐら)をかき、ガビさんキャシーさん、テルさんは女すわりで足を崩しています。そんな中たばっちは手を合わせ黙想し、シローさんは正座で微動だにしません。僕も時々足をくずしていました。
 50分ぐらいでお経が終わり、和尚が日本語でお礼と朝食の準備の話をされ、それから英語、フランス語で話された。「メルシーボーク(ありがとう)」でフランス人に通じたのか笑い声がありました。

 そのあと自由に本堂を見学してください。との説明が。何とか立ち上がる頃、シローさんは悶絶され横たわっていました。和尚さんに「足首を捻(ひね)らないよう気を付けてください」と声をかけられるほど。慰(なぐさ)めながら失笑してしまう。たばっちは正座でしびれて足首を骨折したことがあるよ!とさらっと怖い話も!?

 朝食は昨日と同じ上段の間でした。焼き鮭も無く、お豆は貴重なタンパク源でした。ご飯が余ってしまい、遠慮しながらもキャシーさんは満足そうにご飯のお代わりをしていました。精進料理には必ずゴマと豆があるみたいです。

 帰る支度ができた8時過ぎに受付で、お坊さんに宿坊の説明をしていただきました。武家屋敷の作りに似ているそうです。江戸時代の建築物で豊臣家・加藤家・上杉家など大名が宿泊されたそうです。敵に襲われたときに大名がすぐに逃げれる間取りになっているそうです。あと、廊下は鴬張(うぐいすば)りでした。

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宿坊を満喫し、チェックアウト

 今日の午前中もよくばり観光です。「金剛峯寺 持仏御本尊開帳(本尊:弘法大師;16年ぶり)」、 「金堂 御本尊特別開帳(本尊:薬師如来;新造されはじめて80年;開帳は1200年ぶり)」 があり多くの観光客でごった返し、なかなか大門まで行けませんでした。


(精進料理で有名なゴマ豆腐!昨日の行列ができていた森下商店はおいしいに違いない!誰もがそう確信していました。ごまどうふは今日買えるのか??)

 最初のお寺、金剛峯寺に行くまでに、昨日「奥の院」の帰りに立ち寄ったゴマ豆腐(森下商店)が買えず、今朝買おうと意気込んで向かいましたが、9時OPENの五分前でシャッターが閉まっていて、時間が押し気味だったので、待てずに諦めて通り過ぎました。残念。

先を急いで観光もしないと!下山もしないといけないし。。。

 たばっちが最初の寺につくなり、御朱印帳を宿坊に忘れたのに気づき、仕方なく一人別行動になりました。
僕たちは順番に観光していきます。
 しばらくして、息切れのたばっちから「ゴマ豆腐のお店あいてました。みなさん買いますか?」と連絡が。賞味期限が1日で真空パックは1週間保存できるそうです(200円増し)。ガビさんが仕切り、みんな買うよね!の言葉につられて、6個入り1200円の真空パックが9箱になりました。間もなく駆け足で、たばっちが到着。金堂で簡単に合流できました。登山の服装なのでお互いが目立ちます。ゴマ豆腐を買い占めた満足感、ただでは転ばないガッツにみんな感激です。僕は1万以上の大金を立て替えてもらったことに申し訳ないなと思いました。

 たばっちは念願の御朱印に並び、僕たちは御開帳みたさに列に並びます。100人以上の列です。荷物は木陰に集めて、9箱のゴマ豆腐もそのまま紙袋のまま置いてました。これだけ人が多ければ何かあるかも知れない不安のなか、ごまどうふのある木陰のあたりで「ワンワンワン!」「ワンワンワン!」と食べ物にありつけたような感情が高ぶった犬の鳴き声が!!てるさんが「ごまどうふ!大丈夫!!」と声が出るくらい、ゴマ豆腐が心配!!本堂に入る直前だったので、後にもどれません。
 本堂の中では、戦後70年の戦没者の供養がされていました。ありがたい和尚様のメッセージを聞き、これまた30分ぐらい身動きが取れません。
 初めての御開帳となる薬師如来は板に彫られた絵のような仏様でした。若々しい青年のようでした。

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青空の壇上伽藍

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50年に一度の御開帳は激混み!!!

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にっさん画伯による50年に一度しか見れない仏様

 ありがたく本堂をあとにし、木陰にもどってみると!?ごまどうふは涼しげに待っていました。事の成り行きを知った、たばっちから子犬は飼い主と離れたのが、さびしくて叫んでたみたいですよ~でした。あーよかった。いいお土産ができました!

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お土産やら買い食いやらで、なかなか先に進まないハイキング倶楽部のメンバー

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ようやく今回の山行のメイン「高野山町石道」にたどり着きました

大門につくころには11時になっていました。もう?こんな時間?!

 町石道 21Kmの下山です。根本大塔(こんぽんだいとう)~慈尊院(じそんいん)までの距離。その道のりに180本の石柱が約109m間隔に立っていました。道はとても整備されていて歩きやすいです。
 ぐるぐる蛇のようにうねって、(蛇の話をするとナオトさんはかなり嫌がります)曲がっても曲がっても景色が変わらず同じような距離感覚で石垣の木橋が現れるので、高野山の結界にはまり、迷子になったかと勝手に一人で妄想してました。
所々で、弘法大師(空海)の伝説の場所がありましたが、休憩もあまり入れれず、単調なくだりに嫌気がさしてきます。
 そんななか、てるさんとナオトさんのトークに花が咲きました。ナオトさんのおやじギャグは面白いんですが、疲労がたまってくるとリアクション取りずらくてスイマセン。

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観光名所その1、六地蔵

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看板が多く安心できます

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植林の中を通る道

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観光名所その2、神田地蔵堂

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その3、白蛇の岩

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その4、二ツ鳥居・・・そろそろ疲れてきたが先を急がねば

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柿畑の間を抜けていく

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九度山の町が見えてきた

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無人市場でお買い物

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トトロが出てきそうな森を抜けていく

 ほんと単調で、疲れは膝に貯まってきます。ほとんど休みなく歩き、無事にゴール。途中の駅で帰りたい、楽して帰ろうと思っていましたが。みんなで達成できて、とても満足しました。それほど筋肉痛にもならず、よかったです。

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この坂を登れば…

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ゴール直前、丹生宮省符神社

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名残惜しいがタイムリミットが迫る

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階段を急いで降りる

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おっと、見逃してはいけませんよ、最後の石塔「180石」です

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みんなで触ろう~

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ゴールの慈尊院に到着~♪

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皆さん単調な道を下り続けてよく頑張りました!

 ゴールの慈尊院で休んでいると。お坊さんが「上から降りてきたの?」と声をかけてくださり、「私は12時~降りてきたよ」と5時間で下山された強者(つわもの)がいました。
 高野山の案内犬「ゴン」の話は掲示板で確認してください。

 道の駅に行く途中で、よう頑張ったねーと声をかけてくださる。おばさんやおじいさんの言葉に感謝しながら無事家まで帰ることができました。高野山は宗教の街でした。
合掌

記:にっさん
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プロフィール

鈴鹿ハイキング倶楽部

Author:鈴鹿ハイキング倶楽部
鈴鹿ハイキング倶楽部は鈴鹿山脈にホームグランドを置き、三重県をはじめ東海地方が活動エリアの登山サークルです。
鈴鹿山脈を中心とした低山ハイキングの軽い山登りから、アルプステント泊縦走、雪山や沢登りなどの本格登山まで四季を通じて活動しています。


これから山歩きを始めたい方、一人ではちょっと不安という方、仲間を見つけて新しい事に挑戦したい方、我々と一緒に山へ出かけませんか。

詳しくはHP(リンク先)参照

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