金峰山、瑞牆山 2017.2.25~27


20170225金峰瑞牆04
金峰山山頂にて

メンバー
ふみふみさん、もっちゃん、つよっさん

コース
<2/25>
県営無料駐車場(7:31)~富士見平小屋(8:39)
~大日小屋(10:05)~砂払の頭(12:13)~金峰山(14:00)~宿泊地(15:45)
<2/26>
宿泊地(5:22)~朝日岳(8:13)~金峰山(11:29)~砂払の頭(12:35)
~大日小屋(13:44)~富士見平小屋(15:38)
<2/27>
富士見平小屋(6:28)~大ヤスリ岩(8:02)~瑞牆山(8:32)
~大ヤスリ岩(9:23)~富士見平小屋(10:24)~県営無料駐車場(11:57)


<1日目>
 雪山で2泊したいねということで金峰山と瑞牆山へ行ってきました。
 富士見平では名前の通り富士山が見えます^^
 稜線に上がると青い空と素晴らしい景色が待っていました。

20170225金峰瑞牆01
稜線

 山頂が見えてくると手前に目立つ岩がありました。
 登れそうですが冬靴なのでやめときます。

20170225金峰瑞牆02
五丈岩

 山頂からは富士山をはじめ山々が綺麗に見えます。
 金峰山・・・ちょっと前まで読み方も分からなかったのに忘れられない山になりました^^

20170225金峰瑞牆03

20170225金峰瑞牆05

 宿泊地は大弛峠まで行く予定でしたが、雪が柔らかく踏み抜きまくり><
 ふみふみさんに前を歩いてもらいましたが、ふみふみさんはビックリするほど沈みませんw
 私はギブアップです。
 テント適地を探して設営です。
 サラサラの雪でのテントは初めてでした。

20170225金峰瑞牆06

 雪が砂のように流れて固まらないのが感動しました。
 また違う季節にも来たいですね♪

記)つよっさん

<2日目>
 朝日を見るために展望のよいところまで登り返し、日の出を待ちました。
 うっすらと地平線がオレンジ色に変わっていく様は何回見ても感動です。
 風がありめちゃくちゃ寒かったのですが、それ以上に美しい景色を見ることができ大満足でした。

20170225金峰瑞牆07
夜明けの富士

20170225金峰瑞牆08
オレンジ色

 テントに戻り朝ごはんを食べた後、必要な物だけ持ち朝日岳に向かいました。
 この辺りも踏み抜き地獄になりそうだったので、つよっさんは1番後ろを歩いてもらい、プチラッセルをしながら進みます。
 朝日岳は、見逃してしまいそうな手作りの小さい標識しかありませんが、ここも富士山がきれいに見える好展望地でした。
 テントを撤収し、昨日来た道を引き返して本日のテント場まで移動です。
 金峰山で会った人に、この時期にほとんど歩かれていない方向からふみさんと私がやってきたから「いきなり美女たちがきてびっくりした」と言われ、それに対して「野獣もいますよ」と答えました。
 そこにつよっさんが現れ、納得?の笑い。
 ここでつよっさんが一言「女傑たちにはかないません」 うーん、当たってますね(笑)
 美女というより女傑のほうがしっくりきます(笑)

20170225金峰瑞牆09
2日目の金峰山

 途中の大日小屋は無人小屋なのですが、1泊3000円します。
 小屋内を見て唖然。汚すぎ… これで3000円なんてありえません。
 最近は無人小屋でもきれいなところが多いのに、こんなに汚い小屋は久しぶりに見ました。
 「大日小屋」の看板はかわいいのに残念です。

20170225金峰瑞牆10
大日小屋内

 地図を見ると八丁平に広い平地があり、ここにテントを張ることにしました。
 が、そちらの方向は行けども行けども藪だらけ。
 藪漕ぎを頑張ったのですがまったく開けず、結局富士見平小屋まで行きテントを張りました。
 やっぱり有人小屋はいいですね。

20170225金峰瑞牆11
富士見平

 水場があるので雪を溶かす必要はないし、お酒も売っているし、バッチまで購入できました。
 名前の通り小屋前からは富士山が見え、テント場は広く快適そのもの。
 富士見平小屋は鹿肉が有名らしく、鹿肉ホットドッグや鹿肉カレーなどがありました。
 鹿の角で作ったグッズもあり、泊まると夕食は鹿料理みたいです。
 売店はオシャレで夜はランプが灯り、小屋のスタッフはかわいい女の子。
 小屋の外観は普通でしたが、中は雰囲気がありましたね。

 まったりのんびり過ごし、標高の低い場所だったのであまり寒くなく、寝るのもマット1枚で寝れるほどで、気持ちよく寝ていた夜中の0時過ぎ、遠くのほうで誰かの声が聞こえるではないですか
 「…ちゃーん、っちゃーん、もっちゃーん」 ってふみさん?ふみさんではないですか!!
 トイレに行ってテントに戻ろうとしたら、どこにテントがあるのかわからなくなったみたいで、さまよっていたのです。
 確かにテント場は広すぎなうえ真っ暗。
 平日ということもありこの広い敷地にテントは3張りほど。
 目印が何もなく迷うのもうなずけます。
 こんな夜中に誰かを呼んでる声が聞こえたら、他のテントの人はびびったのではないでしょうか。
 この小屋はいわくつきのところなので(詳しくは言いませんが)知っていたら怖さ倍増です。
 こんな騒ぎの中、つよっさんはまったく気づかず爆睡してました。
 大物だわー。
 夜中にトイレに行く時は、テント外にも明かりを置いていきましょうね。

記)もっちゃん

<3日目>
 そうなんです・・・日付が変わったびっくりの3日めです。
 コンタクトレンズを外して眠って、夜中の0時過ぎ、ヘッデンを持ってトイレへ行ったんです。帰りは同じ道を歩いてテントへ向かっているはずでした・・・。
 なのにどこをどう歩いたのか、真っ暗闇の目の前に、歩いて来たときには無かったロープが目の前に出て来て通行止め状態。「もっちゃーん!!」と叫んで起きてもらい誘導してもらった恥ずかしい出来事です・・・。

 気を取り直してもう一眠りした朝、もうひとつの百名山、瑞牆山へ出発!
 多くの奇岩怪石が立ち並ぶ山です。大きな割れ目の入った「桃太郎岩」もあります。「岩から産まれるのは桃太郎じゃなくて猿(西遊記)だよね!?」と言いながら「パッカーン!!」と写真に納まりました。

20170225金峰瑞牆12
瑞牆山

20170225金峰瑞牆13
桃太郎岩

 凍った岩場や急騰のはしごも、沢屋となりつつある(?)3人なら楽しみながらの登頂でした♪
 さすがに平日の瑞牆山山頂は貸し切り状態!♪花崗岩の一枚岩が広がる山頂で、3人で写真取り放題でした!

20170225金峰瑞牆14
瑞牆山頂

20170225金峰瑞牆15
浮かんでいるみたい

20170225金峰瑞牆16
岩に影

20170225金峰瑞牆17
山頂にて

 下山後は私の秘湯師匠であるきよさんお勧めの増富温泉へ♪♪♪
 ぬる湯ととろりとした湯質で幸せすぎる時間を過ごせました!!

 厳冬期のテント泊、百名山2つ、秘湯、美味しいものも♪・・の盛りだくさんな企画でした。
 リーダーつよっさん、○気あるもっちゃんの3人での3日間はとっても充実していて楽しかった時間です。
 ありがとうございました!!

記)ふみふみ
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野伏ヶ岳 2017.02.26
20170226野伏ヶ岳15
山頂より奥美濃の山々を望む



メンバー:やっさん、えだこ、こうじ、toriya、たろー、シュークリーム(一般)

コース :白山中居神社(7:10)~和田牧場跡(8:40)~ダイレクト尾根
    ~野伏ヶ岳(11:00)~推高谷源頭~Ca1500~推高谷~林道(12:50)
    ~和田牧場跡~白山中居神社(15:00)




 以前、ふみさんから野伏ケ岳でのかまくら泊を聞いて以来、どんな場所かと楽しみにしていました。今回は日帰りですが、今後のテント泊の下見も兼ね参加させて頂きました。

 駐車場は、私達の車を駐車してほぼ満車状態。意外と人気がある山なのかも^_^。駐車場から道路には積雪があり、今年はどこに行っても雪山が楽しめます。

20170226野伏ヶ岳01
白山中居神社から出発

20170226野伏ヶ岳02
石徹白川

 登り始めて数分 雪も深くなった所で踏み抜きが続く為、ワカンを装着します。和田牧場跡に、到着。広々とした高原のような所で、テン泊しても心地よく寝られそうです。また、雪洞を作った跡も多数あり雪山訓練にも持ってこいの場所です^_^

20170226野伏ヶ岳03
和田牧場跡に到着

20170226野伏ヶ岳04
野伏ヶ岳(正面)、薙刀山(右側)

20170226野伏ヶ岳05
雲一つない

20170226野伏ヶ岳06
石徹白の山々

20170226野伏ヶ岳07
雪上訓練中

 牧場跡の先には、野伏ケ岳がそびえ立っており、アルプスを登るような気分にもなります。 登り始めて急登が続きます。いつもの元気なえだちゃんは遅れ気味。もう飽きたのか?(笑)

20170226野伏ヶ岳08
ダイレクト尾根取り付き

20170226野伏ヶ岳09
ダイレクト尾根

20170226野伏ヶ岳10
小白山方面

20170226野伏ヶ岳11
別山方面

20170226野伏ヶ岳12
雪庇の尾根

20170226野伏ヶ岳13
薙刀山が右に

20170226野伏ヶ岳14
集団を追い抜く

20170226野伏ヶ岳15
野伏ヶ岳到着

 息切れしながらもようやく、山頂に登頂です。空は徐々に雲がかかり始めており、別山がも薄っすら見えています。でも、先日行った大日ヶ岳もみえ、展望はまずまずです^_^

 山頂での写真を撮ったら次の薙刀山を目指し出発です。しかし、急下降で且つ少し氷っているこの下りは慎重に行きます。皆んなの為にたろーさんが先頭を歩きトレースをつけてくれているので歩き易くなっています^_^

20170226野伏ヶ岳16
しっかりトレースつけて

20170226野伏ヶ岳17
薙刀山を目指すが

 続いて我々ワカン組が歩いていると、スノーシューのこうじさんやシューさんは、余裕を持って歩いています。裏側にある刃が、ワカンよりも多く歩き易いとか。意外とスノーシューもありかも^_^

20170226野伏ヶ岳18
薙刀山への尾根

 推高谷の源頭を少し過ぎた辺りで昼食にします。しかし、雲行きはさらに悪くなってきたので、昼食も早々に済ませ安全策をとって今日は下山することになりました。帰りは登り返しが少ないコースで和田牧場跡に戻ってきました。山岳会か何かの団体さんが雪洞を壊していました。どうやらこちらの方達が訓練で作っていたようです。

20170226野伏ヶ岳19
雪の和田牧場跡

 更に下山をして行くと、所々ヒップソリに持ってこいの場所があります。勿論、滑るの大好きなえだちゃんは滑っています。他のメンバーも滑るなか、特にスピードが乗っている人がいます。toriyaさんです。スピード違反ですよ。安全運転でお願いします^_^;

20170226野伏ヶ岳20
ヒップソリ大好きえだちゃん

 今回も雪山を目一杯楽しめる山行となりました。企画をしてくれたたろーさん、ご一緒させて頂いた皆さん、楽しい時間をありがとうございました。

記).やっさん
藤内沢 氷雪訓練Ⅱ 2017.2.19

20170219藤内沢Ⅱ14_420
高度感満点のトラバース


<メンバー>
ita,とりや、サブロー

<コース>
7:30藤内小屋~裏道~8:30αルンゼ分岐~F2終了10:30~10:50前尾根P1
~スタンディングビレ―練習~藤内沢出合~11:30奥又大滝~12:00βルンゼ
~13:00~2ルンゼ雪壁~13:30中道~13:403ルンゼ~藤内沢下降~
14:401ルンゼ~15:30藤内小屋~16:20駐車




 先回に続き、とりやさん、さぶちゃんの2名と藤内沢にて、みっちりの氷雪訓練を行いました。

 藤内小屋に早朝集合としたのは、私だけ小屋に前夜泊、小屋の人と楽しいひと時を過ごしたからです。 藤内小屋は土石流に飲まれ、一時復旧は無理かと思われましたが、多くのボランティアに支えられ、かつての賑わいを取り戻した、古き良き時代の香りが漂う素敵な小屋です。

 前日は旨いお酒を頂く為、腰まで積もった雪をひたすら積み上げてました。笑

20170219藤内沢Ⅱ01_420
藤内小屋での雪かき

 さて、楽しく飲み明かした次には辛い朝がやってきます。 

ストーブが一晩中焚かれてる温かい小屋より、テラスに出ると、強い冷気と眩しい朝日が、ヨレた身体に沁み渡り、力がみなぎるような気になります。(気がするだけでダルさは変わりませんが・・・)

 登攀準備をしてるとお二方が到着。 本日のルートについて確認します。

 まずはαルンゼを目指して裏道を登ります。 昨日沢山人が入った為、大雪の御在所でも歩きやすくなりました。

20170219藤内沢Ⅱ02_420
αルンゼへの登り

 早く入った甲斐があり、一番乗りで取付きます。 F1は登らずに、一番楽しめるF2へ。まずはTRセットする為、リードします。氷結状態はまずまず。支点のスクリューもばっちり効き、安心して登れました。

20170219藤内沢Ⅱ03_420
まずは支点工作

 さぶちゃんは靴底が柔い為かアイゼンに力が入らず苦戦、とりやさんは縦走様10本爪ですが、バランスとって上手に登って行きます。

20170219藤内沢Ⅱ04_420
とりやさんトライ!

 何度か練習してると、後続登ってきましたので、F3もパスして前尾根稜線まで登ります。前尾根の最終ピークP1の裏側に有る、雪壁にて、スタンディングアックスビレイによる下降の練習をします。

20170219藤内沢Ⅱ05_420
前尾根P1到着

 樹木等、支点にするものが無い場合、交互に下降するのに有効な技です。さぶちゃんの確保でとりやさん、私と降りましたが、危なげなく降ろしてもらう事、出来ました。

20170219藤内沢Ⅱ06_420
スタンディングアックスビレイによる下降

20170219藤内沢Ⅱ07_420
大丈夫かな?

20170219藤内沢Ⅱ08_420
快適~

 藤内沢に降り立った後、奥又滝に入ります。あわよくば、バンド沿いに通り抜けようと思いましたが、先客有りで、先回使っβルンゼにて迂回します。

20170219藤内沢Ⅱ09_420
奥又の偵察、次回は・・・

20170219藤内沢Ⅱ10_420
βルンゼのサブちゃん

 今週も氷の状態良く、危なげなく登る事が出来ました。その先はカモシカルンゼに戻り(先回は行けなかった)雪壁登りです。デブリ跡の残る40°程の雪壁は迫力満点。体力を奪われながらも中道の稜線を目指します。

20170219藤内沢Ⅱ11_420
最後の雪壁キツイ~

20170219藤内沢Ⅱ12_420
もうチョイで終了

 途中の尾根より3ルンゼを見渡すと大勢のクライマーが楽しんでました。しばらく見学後、藤内沢下降、藤内滝は1ルンゼに大きく巻いて通過。小屋にて本日のミッション終了致しました。

20170219藤内沢Ⅱ13_420
賑わう3ルンゼ

 今回の氷、雪壁のアイゼンワーク、ロープワークは冬~春山に向けて、重要な技術となります。シビアコンディションでも焦らなくなる様、今後も練習したいと思います。

 参加のお2人様、ご苦労様でした。

記:ita
弥山・八経ヶ岳 2017.02.18-19
20170218八経ヶ岳17
鳥居がこんなに埋もれてる!弥山神社


<メンバー>
ふみふみ、もっちゃん、キヨ、やっさん、つよっさん、たろー

<コース>
2月18日:熊渡(9:20)~金引尾根~高崎横手分岐(14:20)~狼平避難小屋(15:30)泊
2月19日:狼平避難小屋(6:30)~弥山(8:30)~八経ヶ岳(9:30)~高崎横手分岐(12:05)
金引尾根~熊渡(15:15)   



 雪山テント泊山行の越百山の代替案として、奈良県の弥山と八経ヶ岳に登ってきました。登山口辺りは、前日に雨が降ったようで、ちょっと硬めの雪。ラッセルしなくて良かった!でも、ラッセルするぞ!という気持ちで来たので、ちょっと残念な感じもしなくはない。

20170218八経ヶ岳01
熊渡からスタート

20170218八経ヶ岳02
手書きの案内板

 林道から金引尾根を登り切るまでは、急登で、意外と、この固めのトレースのある雪が歩きにくい。ところどころ踏み抜くところもある。久しぶりのテント泊装備の為か、真冬というのに、これ以上脱げないのに汗が止まらない。
 天候は曇り。風はなく、展望があるルートでもなく、地味な感じですごく遠く感じた。

20170218八経ヶ岳03
樹林の中を進む

20170218八経ヶ岳04
トラバース

 当初の予定では、弥山小屋の近くでテント泊の予定でしたが、時間やペースのことから狼平までというのを聞いてホッとしました。

 狼平は、小川に吊橋が掛かり、その小川のほとりにかわいい避難小屋がある素敵なところです。ここに避難小屋を建てた方のセンスの良さを感じます。また、その避難小屋がとても綺麗なのです。
 予定ではテント泊でしたが、たろーさんが小屋に泊まろうと言ったことに異論は一言もありませんでした。みんながみんな、小屋に泊まりたい!と思ったのでしょう(笑)。

 小屋は2階というかロフトがあり、今回の6人で丁度の広さで独占出来たのも良かった。ふみふみさん特製の鍋をつつきつつワイワイやっているとアッという間に夜も更けてしまいました。一日目は、狼平に尽きる一日だった。

20170218八経ヶ岳05
分岐

20170218八経ヶ岳06
吊り橋を渡ると

20170218八経ヶ岳07
狼平避難小屋

20170218八経ヶ岳08
まずは乾杯

20170218八経ヶ岳09
ワイワイと楽しく


 二日目。今日は弥山、八経ヶ岳と周回して下山する予定。小屋泊の中で、我々が一番早い出発の為、ラッセルをしなくてはならない。今日は風もあり、本格的な雪山という感じだ。ふみふみさんともっちゃんがラッセルしてリードしてくれるので助かりました。

20170218八経ヶ岳10
さあ、出発

20170218八経ヶ岳11
ラッセル開始

 いくつも鹿除け網を乗り越えたりして弥山に到着!弥山神社(天河神社)にもたっぷりの雪で鳥居の上に手が届く貴重な体験が出来ました。御利益があったのか?、八経ヶ岳を過ぎる頃には、青空が見えるようになり、大峰山脈の山々や青空に映える樹氷も楽しめました。

20170218八経ヶ岳12
鹿除けネットには苦労した

20170218八経ヶ岳13
大黒岩が見えた

20170218八経ヶ岳14
幻想的な世界

20170218八経ヶ岳15
時折日が射す

20170218八経ヶ岳16
弥山神社

20170218八経ヶ岳17
鳥居に手が届く

20170218八経ヶ岳18
弥山小屋

20170218八経ヶ岳19
弥山

20170218八経ヶ岳20
八経ヶ岳を目指す

20170218八経ヶ岳21
八経ヶ岳(何もない・・)

20170218八経ヶ岳22
ガスガスが

20170218八経ヶ岳23
青空~

20170218八経ヶ岳24
弥山が一望

 こんな感じで二日間、雪山を楽しめましたが、避難小屋が快適過ぎたので、次は寒くて寝られないほどのテント泊もしてみたい気もする(笑)。
 あと、雪が解けたら、弥山川ルートで登ってみたい。スリルたっぷりの梯子だらけのルートを。

 大峰奥駆道も歩きたいなあ。いつものように、山に行ったのに、行きたいところが増える不思議。

記 キヨ
藤内沢 2017.02.12
20170212藤内沢06
今年も来ましたよ



<メンバー>
こうじ、ふみふみ、toriya、やっさん、もっちゃん、とー、たろー

<コースタイム>
スカイラインゲート(8:55)~裏道入り口(9:25)~藤内沢出合(10:55)~藤内沢
~山上公園(13:15~13:45)~中道~裏道分岐(15:00)~裏道(15:15)
~スカイライン(15:40)~スカイラインゲート(16:05)




 この日も豪雪の中の登山となりました。前日からの雪がまだちらほらするなか、車で鈴鹿スカイラインもゲートにまでたどり着けず、何とかゲートから数百メートル手前の路肩に止めて出発。

20170212藤内沢01
スカイラインゲート前もこの雪

 登山者は多く裏道は順調、但し、雪の積もった梯子の橋の通過はこわかった。藤内沢分岐でアイゼン、ハーネス、ヘルメット装着していよいよ藤内沢へ入る。

20170212藤内沢02
裏道もすごい雪

20170212藤内沢03
緊張・・

20170212藤内沢04
まるで豪雪地帯

20170212藤内沢05
藤内沢入り口

20170212藤内沢06
完全装備に

 谷はふかふかの雪のラッセル、雪ふかふかすぎてラッセルも楽しく、また急登もあまり恐怖感なく核心の蝙蝠滝も歩いて?通過。

20170212藤内沢08
藤内滝を巻く

20170212藤内沢07
埋まってる・・

20170212藤内沢09
急登ラッセル

20170212藤内沢10
氷瀑を見に寄り道

20170212藤内沢11
トレース辿りは楽ちん

 こんな藤内沢も第3ルンゼはいつものアイスのゲレンデ風景。お昼の時間は過ぎているが落ち着ける場所を求めて頂上広場の一角まで上がって昼食。

 ここでとーさんのテルモスの蓋が忽然と消え自宅の机の上に現れる。時空を操る超能力者のとーさん、物質瞬間移動(テレポーテーション)もマスターしていたようだ。これからテント泊装備のデポなどにその能力をいかんなく発揮してほしいものだ。

20170212藤内沢12
大賑わいの3ルンゼ

20170212藤内沢13
アイスクライマー

20170212藤内沢14
山上公園へ

 昼食後は中道に入って裏道へ一気に下山しました。一冬に一回は入りたい藤内沢、毎年企画を上げてくれるリーダーのたろーさん、一緒に歩いてくれたメンバーのみんな、どうもありがとう!

20170212藤内沢15
本谷を覗き込む

20170212藤内沢16
ロープウエイの下を潜って裏道へ

記 toriya
風折滝 目指せ天使の翼 2017.02.11
20170211風折滝13
天使の翼



メンバー:たばっち、はる、やっさん、めぐち、しず、ちっぷる、キヨ、もっちゃん、
     Toyo、ふみふみ、たろー

コース :宮ノ谷林道終点(8:50)~水越谷出合(10:40)~風折滝(15:00~15:30)
    ~水越谷出合(18:15)~宮ノ谷林道終点(19:30)




 たろーさん企画の台高、宮の谷の支流にある風折滝へ行ってきました。風折滝という名は、風が吹くとふらふらと揺れ、折れて見えるのが由来らしい。さらに「冬になれば折れた滝が凍りつき、天使の翼のような氷の芸術が出来上がる。」という神秘的な謳い文句が!
 これは見たい、絶対見たい!という事で、参加資格(アイゼン歩行経験者)は無かったけど、たろーさんに懇願したところ「フォローします」と心強いお言葉をくださり、ありがたく参加させて頂きました。

 この日は、朝からキンキンに冷え込んでいて、集合場所に近づくにつれ、国道の雪がどんどん増えていきます。雪に慣れていない車もいて国道もゆっくりな流れです。ヤバい…多分、集合時刻に間に合わない。
かなり焦りましたが、高速に乗ったら普通に走れ、余裕で到着♪…と思ったら、やっさんが寝坊で30分遅刻。

 無事、合流出来たところで、登山口の宮の谷へ向かいます。登山口の数km手前から、携帯は圏外へ。前走車のタイヤの跡も無くなり、いよいよ人の気配が無くなってきました。もし車がスタックしたら…とか考えるのは恐いからやめました。

 登山口へ着きましたが先客は誰もいないので車停め放題。まずは整備された遊歩道を歩きます。キンキンに冷えた新鮮な空気と静寂の雪道を堪能。1時間ほどで水越谷出合へ到着。快調です。

20170211風折滝01
.登山口

20170211風折滝02
ゾロゾロと

20170211風折滝03
雪の谷

20170211風折滝04
遊歩道が整備されている

20170211風折滝05
もうすぐ出合

20170211風折滝06
水越谷出合

 ここからが本番!風折滝まで登山道が未整備ということなので一気に緊張感が高まります。ところどころ渡河します。夏ならドボンしても笑って終わりですが、冬のドボンはマヂ笑えません。

20170211風折滝07
いきなりアドベンチャー

20170211風折滝08
大丈夫かなあ

 暫く歩くと老夫婦が追い付いてきました。風折滝は11回目だとおっしゃっていました。ベテランらしく颯爽と引き離されていきます。(鈴ハイメンバー以外では、この日、唯一の登山者でした。)
 
 そして難所①へ到着。渡河するのに川が深いので、一旦、上って横移動して降ります。手前から見ると簡単そうに見えますが、いざ降りるときは足をかける岩が見えなくてスリルあります。個人で来ていたら、ここで撤退していました。(もっと手前かな…)

20170211風折滝09
難所①

 渡河してすぐ、岩の間を登るのにつっかえて邪魔なザックをリレーしロープで荷揚げします。ザックリレーでは、一通りメンバーのザックを持つので重さが分かります。自分のザックは…めちゃ軽い。達人メンバーのザックは…補助グッズがいっぱい入っているので、めちゃ重い・・中でも、やっさんのザックはパネぇ重さです。やっさん以外の全員が持つのを嫌がっていました、何が入っているのだろ?

 暫く歩くと先行していた老夫婦が帰ってきました。何でもこの先のロープが凍っていて奥様が滑って川にドボンしてしまったようで、風折滝には行かず帰るとのこと。この先にベテランでも引き返させられるような難所が…。
 時間もかなり押してきているので撤退かな…(撤退賛成派)しかし、たろーリーダーから撤退の指示は出ません。黙々と進みます。

 そして難所②へ辿り着きました…。ベテラン夫婦撤退の場と思われます。岩の上方からロープが垂れていますが、ツルツルに凍っています。ロープを掴んでも滑って落ちます。足元の岩もツルツルで踏ん張れません。ロープを掴んでいる手の握力が一気に無くなっていきます。みんなどうやって上がったの!?もう限界す…。(難所過ぎて写真なし)

 その時、たろーさんから「最後の上りだから頑張って!」と檄が飛びます。無我夢中に。そして気が付けば何とか岩の上に登れていました。

 またまた暫くすると難所③再び巨大な岩が立ちふさがります。もちろんロープが凍っていてツルツル…握力も戻っていません。マジかぁ…。たろーさんから「最後の上りだから頑張って!」と、どっかで聞いたような…

20170211風折滝10
.難所③

 記憶が薄いですが、体を立てたり、横にしてつっかえさせて登ったような?登ってしまえば、本当に最後の上りでした♪先行されている方の歓声が聞こえます!目的の風折滝が見えて疲れが吹っ飛びます(≧∇≦)

20170211風折滝11
風折滝

 辿り着いてみると、まさに天使の翼!写真では伝わりにくいけど本当に圧巻です。滝からはソコソコの水量があるのに下へ落ちるまでに風で散っていきます。散った水が周囲の岩から氷柱となって幻想的な景色を創り出しています(〃▽〃)

20170211風折滝12
折れてる折れてる

 ちっちゃいエンジェルフォールの冬Verって感じで、海外の秘境にいるような感覚になりました♪(本物のエンジェルフォール見た事無いけど…)

20170211風折滝13
集合写真

 ずっと見ていたいですが、既に15時半…時間が押しています。名残惜しいですが写真を撮りまくり下山します。

 暗くなってくると焦って安全確保より早く帰りたくなりますが、達人メンバーが冷静に、確実に1人、1人の安全を確保しながら誘導します。流石です。

 帰路の難所③②では、ロープを掴めず滑ると危ないので、濡れるの嫌だけど防水手袋を取ってウールの手袋で挑みました。な、な、なんと普通に掴めます。次回から安物防水手袋使うのはやめようと心に決めたのでした。。。

20170211風折滝14
.難所を戻るのだ

 難所①を越えた辺りで周りが暗くなってきました。「明るいうちに難所はクリアしときたいね」とみんな言っていたので安堵しました。そして人生初の下山時ヘッデンです。雪山で暗くなるとか想像では怖いと思っていたけど人数多いし、メンバーと話しながらなので楽しい気分になってきた♪

20170211風折滝15
無事難所を超えた

 と、思っていたら滑落!!ゆっくり沢の方に吸い込まれていきました。幸い沢手前で止まれて、モフモフ雪のお蔭でダメージ無し。難所越えても油断大敵ですな。

 水越谷出合の休憩所で最後の休憩。ここからは整備されているので順調に帰る事が出来ました。

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最後はヘッデン

 難所は全て達人メンバーに安全確保をして頂きました。一人では、とても風折滝まで辿り着けません!とても楽しく、絶景も見られて、満足感たっぷり♪鈴ハイメンバーになって本当に良かったです。

 なかなかハードな1日でしたが、たろーさんから「冬の沢としては初級だよ」と一言。改めて達人の域は遠いなと感じました。

はる
平日の経ヶ峰 2017.2.6
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平日の経ヶ峰は強風でした~!!


メンバー:toyo、まっちゃん

コース:
めなし地蔵付近の駐車場 9:58
穴倉分岐 10:57
山頂 11:15
休憩小屋着 11:50~昼休憩
休憩小屋発 12:37
下山 14:36



 今回、樹氷の綿向山を目指して計画していたのですが、天候が悪く断念。山行自体を中止にしようと、まっちゃんに連絡すると、「もう山モードだよ」との返信が。滋賀の天候が悪くても、三重なら、できれば南の低山ならいけるはず。そこで、相談の結果、経ヶ峰に行く事になりました。

 まずは、第一の反省。それは代替案をほぼ考えていなかった事。他の地域で可能な山を直ぐにあげられる準備が必要でした。
 さらに、先日の総会で地図の印刷方法を習ったのに、サクサクできず、欲しい範囲が定まりませんでした。すると、その間にたばっちよりメールで地図が!助かりました。

 コースより登り、山頂へ。下山はコースで下るという周回ルート。今回、2台の車を使用しました。駐車場付近に獣を捕獲する檻があり、ビクビクしながらもスタートです。一度、コンクリートの林道を抜け、登山口に到着します。

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 身体が温まるまでは、やはりしんどい。前半は日差しもあり、気持ちよく歩く事ができました。しかし、後半は急な坂に加え、風が強く、「ギャ~」と言いながら登りました。ただ、「山に登っている」という嬉しさもありました。登ってきた道を振り返り、息を整えます。

 あぁ、なんか充実。マイペースで進みます。

 山頂まであと少しという所では、雪が残っていました。「雪はないだろうなぁ」と思っていただけに、ちょっと嬉しかったです。すると、まっちゃんが雪に足跡のいたずらを。こうゆうの楽しいね。

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 また、段々と拓けてきて、山頂の碑が見えた時は、不思議な感覚でした。というのも、いつも自分が登っているルートとは違うからです。ルートが違うと同じ山でもこんなにも雰囲気が違うのだと改めて感じました。
 山頂に着くと、なんと立っているのがやっとこさの強風が。飛ばされそうになりつつも、丁度登ってきた登山者の方にお願いし、記念撮影をしました。

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 鈴鹿の山の方は雲が掛かっていましたが、反対側は町並みがよく見えます。
 昼食は少し下った山小屋で食べました。カップ麺をすすっていると、登り慣れた年配の方が小屋に入ってきました。粉雪と共に。なんと雪が降ってきたのです。

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 最初はゆっくり降っている感じだったので、ワクワクしましたが、次第に風の影響もあり、吹雪いてきました。下山の際、顔が痛く、ネックウォーマーをバクラバ代わりにして歩きました。

 登山道はしっかりとした踏み跡もありましたが、何度か地図で確認もしました。ただ、やっぱり現在地が「おそらくこの辺?」と疑問形。まっちゃん使用のヤマップのJPS機能で確認しました。
 下山は雪が降ったり止んだり。しかし、ゴール地点に近づく頃には、雨となりました。獣には会いませんでしたが、途中、鷲に見える木がありました。(鷲に見えますか?)

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 今回、歩いてみて、気になった事は、歩くスピードと休憩のポイントについて。
 まっちゃんは自分が先頭の方が気が楽と言い、(自分のペースで歩いてもらえるから)自分は後ろについた方が気が楽と感じるタイプ。(先頭だと歩くペースがわからないから)いろいろ人によって感じる事が違うのだと思いました。
 2人だから今回は気を使わなかったけど、沢山の人数で歩く際は、歩くスピードや休憩ポイント等も考えないとね。

 最後の方は舗装された道で、ややつまらなったのですが、無事ゴールと思いきや…。やらかしました。すみません。とっても反省しています。
 鍵をスタート地点の車の中に入れたままでした。そう、これが第二の反省。大きな反省となりました。

 津市内であり、なんとか帰れたのですが、迷惑をお掛けしました。まっちゃん、本当にハラハラさせてしまって、ごめんなさい。いろいろありすぎて、帰りはカフェで休憩して帰りました。凹みながらも、甘いもので元気を注入。暖炉のある素敵なカフェです。

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 まったりした後、「また山でね」と解散しました。「また山でね」なんて良い響きなんだろう。帰路では虹もみえました。今回、晴れたり曇ったり、雪降ったり、雨降ったりで慌ただしい天候でしたが、楽しめました。

 あと、初めて計画してみて、バタバタで失敗して…でしたが、やって良かったです。少しですが、流れも分かった様な。いつも計画をバンバン立ててもらっているメンバーに感謝です。
 経ヶ峰は今回のコースの他にもたくさんのコースがあります。また行きたいかも。

記:toyo
福地山 2017.2.4
20170204福地山08_420
快晴・無風・絶景!!!


○メンバー
CL:toriya SL:ふみふみ
やっさん、toyoちゃん、もっちゃん、しろー、シズ、さなっち、はる

○コースタイム
8:25 福地温泉
10:45 1381ピーク
12:35~13:35 福地山昼食
15:10 福地温泉3


 「福地山」ってドコッ。???
 山と高原地図の槍ヶ岳・穂高岳の奥飛騨温泉郷の福地温泉辺りを探したが福地温泉が枠外。
 そんなベタなトコないかとググってみると、福地温泉西側にあった。
 標高1672m・標高差721mとあり、2月上旬。
 自分標準では決死の覚悟で挑む油断の出来ない真剣勝負なのですが、世間様では体力・技術共に初級なんですね。

 toriyaR様に頂いたコースタイム:
福地温泉登山者駐車場8:30-無然平10:50-福地山12:50~13:35
-無然平14:15-福地温泉登山者駐車場15:10

 登山者駐車場へ9名が2台に分乗して到着し、本日初の雪を踏みしめながら靴を履き替える。
 朝市前で出発前の時間調整。

麗らかな春の到来を彷彿させる日差し。

快晴。

無風。

 きっと、尾根に出たら風が強く寒いんだろうなと思いながらサングラスを準備した。
 ふみふみさんを先頭に出発。
 登山口脇の「青だる」を正面から眺めた後、その裏を通る登山道へ入ると、沢の水を木に噴霧していて、それが自然凍結して出来るだって事が分かる。

 最初は植林された杉林をしばらく歩く。
 すでに上半身はカットソー1枚になってはいたが暑い。
 サングラスが曇るどころか、汗がレンズにポトポト落ちる。
 先頭でペースメイクして頂いてるふみふみさんは、「汗ばまない程度」と言っておられた様な気がするが、デブとはこんなに違う事を痛感する。

 杉林を抜けると所々から、僕にも分かる、尖った積雪の無いお姿の槍様が見える。
 雲ひとつ無い。
 麗らかとか悠長な表現は間違いだった。

 とにかく暑い。

 早朝の車移動で登山口までの途中、高山市街を過ぎた辺りの路肩気温表示の最低はマイナス12度だったのに、風が無いと体感はこうも違うものか。

 途中、尾根コースへの分岐がありそこにはトレースが無く、通常コースをチョイスした。
 案内看板が雪に埋もれて明確な表示は確認出来ないが、無然平付近で休憩して、その辺りでワカンを装着した。
 唯一、獣出没注意の案内が印象に残った。

 無然平を過ぎてもうひとつ尾根コース分岐があり、こちらもトレースなさげで通常コースをチョイス。
汗だくで、もがき苦しみながら山頂に到着。
 ふみふみさんはじめ、先人方が踏み固めて頂いた足跡をたどり、何とか福地山に僕の足跡も残す事が出来た。

 ゴーグル・バラクラバ・10分じっとしてると危険な状態を想像してたが、登山口同様の快晴無風。
 おまけに、眺望は前述の槍様と左に雪化粧の笠ヶ岳(達人方のお話しでは、見る角度によって形が違うらしい)、槍様の左側の山々は何だろう。分からないので、ここは雪化粧した穂高レンポウで逃げておこう。眼下には、この辺りに端を発する蒲田川。

 山頂からこの風景を視界に入れた時、現実である事を理解するのに時間を費やした。
 やがて、事実・現実として受け入れた時、49才と11ヵ月での人生初の経験で強い衝撃を受けてしまった。不覚にもその美しさに魅了されてしまったって事なのでしょうか。認めたくないですが・・・。

「絶景」‼

 この言葉を発するのは、この時に使う事が最も相応しく、今まで容易く使っていたことを深く反省致します。
 画像をスマホに残した後に、記憶にも残そうと深く脳裏に焼き付ける為にしばらく目を閉じた。
 特筆に値せず、参加メンバーの誰もが昼食後この場を離れる事に後ろ髪引かれる思いではなかったかと。

 下山は、登って来た登山道を少し外れ、トレースなしの部分をワカン・ストックで膝まではまりながら歩き、トッテモ楽しい。
 そこから暴走が始まった。

 雪面に、ふわりふわりと浮かんでる様な感覚で、膝関節にかかる負担が少なく、ステップ動作に両手の動きを複合したトレーニン グジムのクロストレーナーってマシンに似てて、大幅に下山に所要する時間を短縮した。

 シリセードとか、グリセードとかは聞いた事はあるが、これもひとつの下山方法で、細分化すれば、新たな歩行技術か。?
 「トレース無きは踏み入らず」を頑なに守てたが、大きく覆された。
 これからは、ソロの時だけにしようかなー。

 今回の山行だけでは無くほぼ何時もソーなのですが、楽しく幸せな時間を過ごす中で新たな経験を積む事が出来ました。
 企画して頂きましたtoriyaRをはじめ、参加されました皆様、クラブメンバー様に深く感謝致します。

記:しろー

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藤内沢、氷瀑探訪と氷雪訓練 2017.2.4
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魅惑の?氷壁めぐりツアー



メンバー:ita、えだこ、たばっち、体験ayaさん

コース:スカイラインゲート7:00~8:10藤内小屋8:30~9:00藤内沢~9:30一ルンゼ中又の滝11:20~11:40マイナスの滝~12:20奥又の滝~15:00三ルンゼ~16:20藤内小屋~17:40ゲート前


<ルート図>
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 昨年暮れから予定するも、暖冬の為伸び伸びになっていた、藤内沢での雪訓。
 年明けたら今度は大雪!でなかなか近づけない日が続いてモヤモヤ。
 2月に入りようやく実現する事が出来ました。

 先週程ではないですが、かなりの積雪の中、藤内小屋へ。快晴で青空がキレイ。

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朝日を浴びて

 しかし陽が射すのはウサギの耳までで、藤内沢に入ると、寒風と深雪、氷の障壁に囲まれたアイスワールドが広がります。

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激斜面の登り

 最初に右岸、1ルンゼの雪壁を駆け上がる。中又まで雪が繋がってるとの情報はガセで、1壁側にルートを取る。一壁基部を回りこみ、中又に出ると、ドドーン!と中又120mの氷瀑が現れる。中間部に知り合いのパーティ4人が奮闘中。

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中又の氷壁

 応援のエールしつつ、アイスギア落し物3品、目ざといえだちゃんが全て回収する。
(探し物あったらこれからお願いします!)

 我々も隣の15m程の氷と岩のmixルートにロープ張る。セットしてる間、たばっちとえだちゃんはツエルト内で井戸端会議?

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氷岩mixルートの登攀

 時々、大滝、遙か上部からガーンバラバラと落氷にさらされる為、油断ならない。
 エキサイティングな環境の中、要点をレクチャーし順番に登攀。リーシュの長さ、手首の返し、体の引付、アイゼン前爪4本の蹴り込み等、雪では誤魔化せた事も、氷ではしくじると直ぐに落ちる事を体感してもらいました。

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どう差すんだっけ?

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アイスドール!

 3人登り終えた頃には体も冷え切り、トレースの無い雪原をラッセルしながら藤内滝上部に進路を取る。

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下りもコンテで

 40度近い斜面は新雪といえど、落ちると止まらない。ロープでコンティニアンス(アンザイレンして)して後方より確保しながら降りる。
 他にアシスト者が居ないのでえだちゃんに先頭頼み、落ちた時の事を考慮したルート取り、(立木の上部を巻いて通過)を指示。的確なルートを取るも時々スリップ。
 ロープの有難味を感じてもらえたかな?

 山カンルートなれど、ドンピシャに藤内滝上部に降り立ち、次のマイナス滝を目指す。
 踏み跡を再び右岸に逸れ、一段上がった所がマイナス滝20m。見栄えはしないが、途中ネジレていて、クライマー泣かせの滝だ。

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マイナスの滝

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雪壁慣れて笑顔も・・・

 この滝の左岸雪壁を這い上がり、ぶち当たった岩壁を左にトラバースすると忽然と奥又大滝50mのが出現する。ここもクライマーが何人か、ツララの間に挟まっています。

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高度感満点の奥又の氷壁

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のどかな2人

 苦しんでるクライマーをバックに各自にこやかに記念撮影。ここまで登ると下界の街並みも遥か眼下となり、自分たちもアルパインクライミングしてる気分になれる。

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何思う?

 そのまま、大滝上のバンドを横断して、100m以上続く氷のナメ滝をカモシカルンゼに抜けたかったのですが、先客ガイドバーティもおり、今回は断念。
 久しぶりに隣上の沢、シークレットβルンゼに入る事にする。

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βルンゼ

 雪に埋まる事も無く、垂直からナメ滝まで小粒ながら色々選べる初心者向きのエリア。
 今回も貸切なので、ここは一発、全員で20mナメ滝を上り詰める事とする。

 私がリードした後は、残った3人で確実なロープ処理をしてもらい、登るしかないので綿密に打合せ。
 アイススクリューというボルトで支点を取りながらitaリード。2番手は器用なえだちゃんにボルト回収してもらいながら。バイル渡すの忘れて、アッパレ自分のピッケル1本で登ってくる。

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えだちゃんピッケル1本でトライ

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支点にするアイススクリュー

 3番手は疲れ気味ながらも上手にバイルを振るうたばっち。途中落ちながらも辛抱強く登ってくれた。

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Wアックス楽しい!たばっち

 ラストは体験ayaさん。クライミング経験者ということで、ビレイとしんがりを頼み、私が落とした大福まで口に咥えて登ってくれました。スミマセン・・・。

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体験ayaさんはおみやげ咥えて・・・

 全員揃ったところでルート会議。普通は尾根を左に逃げてカモシカルンゼの雪壁150mを駆け上がり中道に抜けるのだが、ノントレースでかなり厳しそう。
 えだちゃんが反対の右方向にルートらしき跡が有るとの事で行きたがってる。

 今日のえだちゃんは(私との山行はいつもだけど)猟犬のごとく勘が冴えわたってるので、あわよくば3ルンゼに抜けれるかも・・・と斜面をトラバース始める。
 方角だけを頼りにトラバースし続けると、下部より藤内沢がせり上がってきて、人の歓声が聞こえたと同時に3ルンゼに到着。えだちゃんありがとう!

 折角なので、今日の復習とばかり、ロープ張って再度講習。コツ掴めたかな?
 ロープウェイの終電が近づいて他のパーティは次々撤収してる。
 裏道だと更に2時間以上かかりそうなので、訓練兼ねて藤内沢の雪壁を下る事に。

 元気なえだちゃんは付いてくる(時々スリップするが・・)が、残りの2人はへっぴり腰。
 おいおい、日が暮れちゃうよと、足の使い方レクチャー。
 一旦コツを覚えると早い早い!ワザと新雪を選び、各自思い思いのルートで走るように降りてくる。

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雪壁下山も慣れたもの♪

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えだちゃんの華麗な?滑落

藤内滝で緩んだ手綱を引き締め、ロープ伝って難所終了。

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お疲れ様でした

 小屋まであっという間。遅い昼食を各自取りながら、本日初の休憩タイム。何だかんだで長い行動時間となりましたが、皆さん集中力切らさず行動してもらえ感謝です。小屋に泊まる人達を恨めしく眺めながら、黄昏の裏道、帰途に付きました。

記:ita
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まとめ