阿弥陀岳南稜~中央稜 2017.9.3

20170903阿弥陀南陵12_640
絵になる男itaさん


<メンバー>
ita、とー

<天気>
晴れ

<コース>
船山十字路5:30→立場岳7:25→青ナギ7:45→P3 9:00
→10:00阿弥陀岳11:00→13:20舟山十字路


 阿弥陀岳~権現岳は八ツ主稜線での未踏ルート。
 できれば、南稜から登って、権現岳から戻る周遊ルートを取りたかったが、なかなか思うように行かず、南稜から中央稜下降というオーソドックスなコース取りとなりました。

 早朝舟山十字路を出発。 たらたらと林道を歩くと南稜取付の道標が木にぶら下がっている。涸れ沢を渡り、南稜末端の尾根を10分も登ると稜線に出る。

20170903阿弥陀南陵01_640

 ここから尾根沿いに展望の無い長い樹林帯を500m程高度を稼ぐ。
 とーさん絶好調で、一時間に500mのハイピッチ。ちょっとブレーキ掛けてもらいひと息つく。
 見栄えのしない立場岳に着いて高度を確認するが、高度計と看板とまったく合わない。
 スマホで調べると100m以上ズレが有るようだ。

20170903阿弥陀南陵02_640

 右斜面が大きく崩れてる青薙まで来ると視界が開け、権現岳やこれから向かう阿弥陀岳が見渡せる。
 こちらから見る阿弥陀は尾根筋も長く、立派。

20170903阿弥陀南陵03_640

 穂高と違い、赤い溶岩で形成されているが、岩は切り立ち、それなりに難しく見える。
 青薙~P3までは足元に花畑が点在しており、心が安らぐ。


20170903阿弥陀南陵04_640

20170903阿弥陀南陵05_640

 幾つか入ってるパーティはルンゼルートばかりで、直登ルートは我々の貸切みたい。
 P3基部に到着。ロープワークまだおぼつかないとーさんにビレ―システムの確認。
 落ちるかもしれないから止めてね!とお願いし離陸。

20170903阿弥陀南陵06_640

 最初のハング、ザックが引っかかって思うように動けない!
 支点も取れないため少し焦るが、とりあえず乗越す。
 その上は傾斜も緩くなり、花崗岩特有のホールドも点在していて、それほどでも無かった。

20170903阿弥陀南陵07_640

 持参した30mロープいっぱいで終了点。リングボルト一本しか残って無いので、スリングで岩からも補強。
 とーさんも余裕持って、風景楽しみながらのクライミング

20170903阿弥陀南陵08_640

 2人そろってから、少し稜線沿いに移動、またもや3級の岩場だが、傾斜がそれ程でもないので、ソロで登ってロープ降ろす。
 阿弥陀直下のガリーを詰めてくと、あっけなく山頂に出、南稜終了してしまった。
 下山してみれば、コースタイムは御在所より短いかも・・・
 まだまだ登り足りなそうなとーさん。 でもクライミングに目覚めてくれたのかな?

 山頂でさなっちさんパーティとご対面。昨夜諏訪湖の花火見がてらの山行とか。優雅だな。

20170903阿弥陀南陵10_640

 1時間ほど歓談後、中央稜より下山開始。

20170903阿弥陀南陵11_640

 出だしの岩稜帯は高度感有って、足元気を使うが楽しい。
 向かいの御小屋尾根を団体さんが下山するのを見ながら少しずつ高度を下げて行く。

20170903阿弥陀南陵12_640

 樹林帯に入り、尾根上で白いタオルを見て左斜面に進路を変える。
 足元も、岩稜から樹林帯に変わり、膝に優しい腐葉土の道。一気に駆け下り、広河原に降り立つ。
 左岸沿いにしばらく歩くが、渡渉点を過ぎてしまう。右岸には林道が入って来ていて、駐車場まで
 小一時間で到着。終わってみれば前評判より簡単なルートだったかな?
 次こそ権現まで繋いでみたいです。

ita




 一泊の縦走予定を日帰りに変更。
 険しい阿弥陀のイメージから厳しい道中を予想していたのに、楽しい尾根歩きとみはらしの良い稜線歩きがほとんどで、核心のクライミングはごく一部、しかもしっかりしたホールドだらけ。
 前尾根の方がずっと難しい、もっとしっかり御在所で修業しなくちゃいけないなと痛感したクライミングでした。

 さくさく上り阿弥陀岳の山頂ではさなっちと遭遇。
 山でしか会わない友とも久しぶりに会えて一緒に山の風を味わう。
 360度の絶景を楽しみ、縦走したらさぞかしおもしろかったであろう権現岳までの稜線を眺めながらリベンジを誓って下山。

 ロープワーキングをすっかり忘れしまった出来の悪い弟子ですが
 もっと修業しますのでitaさんよろしく。 

とー


スポンサーサイト

テーマ : 登山
ジャンル : スポーツ

仙丈ヶ岳&甲斐駒ヶ岳 2017.8.26~27

20170826仙丈甲斐駒32



≪メンバー≫
てる、zenkou、ガビ、シズ、めぐち、たばっち

≪コース≫
1日目:北沢峠8:20-藪沢大滝の頭10:15-小仙丈ヶ岳12:00-仙丈ヶ岳13:20-仙丈小屋14:20-馬の背ヒュッテ15:15-薮沢小屋15:30-藪沢大滝の頭16:00-北沢峠17:30

2日目:北沢峠5:30-双子山7:55-駒津峰8:50-六万石9:40-もちょっとのところ(標高2876)10:16-駒津峰11:40-仙水峠13:20-仙水小屋13:50-北沢峠14:40(テント撤収)-こもれび山荘前バス停(15:30)



 夏も、酷暑の続く中、もう8月下旬。全然山行ってないのに、夏が終わっちゃうよ!ということで、土壇場参加をたばっちにお願いした。快諾して頂き、急遽、仙丈ケ岳&甲斐駒ヶ岳1泊2日に参加することになりました。

 待ち合わせ場所の駐車場までは、鈴鹿メンバーのしずちゃんとzenkouと私の3人で向かいます。天候が1日目だけあまりよくない?と聞いているので、雨が降ったら明日の駒ヶ岳は辞めて、サファリパークかしらね?なんて話をしながら移動、駐車場に着くとぱらぱらと雨が・・・。明日は無理かねぇと言いながらもしばし仮眠。
 早朝、テンション高くたばっち、めぐち、ガビが到着。天気予報の話をし、今日はどうするかの相談の結果、甲斐駒を明日にし、今日は岩場のない仙丈岳に登ることに決定しました。


20170826仙丈甲斐駒01
バスを下りて、オートキャンプのような大荷物!

 先に北沢峠のテン場でテントを広げ、仙丈の登り口へ向かいます。仙丈岳は昨年登っているので、余裕余裕と思っていたら、最近登山していなかった40代の身体には厳しい・・・
(あれー、こんなにえらかったっけ????こんなに急登だったっけ?)
 絶好調のほかのメンバーが涼しい顔で登っているのに、こちらはぜーはーぜーはー、息があがる。ああ、やっぱりトレーニングって必要ね、牛さんと格闘しているだけじゃダメなのねーと改めて思いつつ、登ります。

20170826仙丈甲斐駒02
雨の中登ります

20170826仙丈甲斐駒03
藪沢大滝の頭

20170826仙丈甲斐駒04
ナナカマドの実がなっている

 幸いにも、天気が悪かったおかげで心配していた暑さもなく、(確認しているのは、〇合目と書かれている立て札だけ、ああ情けない)小仙丈岳までは、まぁなんとか登れました。そのあたりから、天候が良くなっていくのにつれて、頭ががんがん、(偏頭痛?なんでこんな時に!)と思っていたら、これが高山病だったとは。
 まさか、自分もなるとは!とほほ状態になりつつも、なんとか頂上へ!

20170826仙丈甲斐駒05
まずは小仙丈を制覇!

20170826仙丈甲斐駒06
ガスガスやし~(;´Д`)

20170826仙丈甲斐駒07
展望がよくなってきた

20170826仙丈甲斐駒08
あとちょっとだ

20170826仙丈甲斐駒09
頑張ろう

20170826仙丈甲斐駒10
ライチョウだ!

20170826仙丈甲斐駒11
頑張ろう

20170826仙丈甲斐駒12
お花だ!

20170826仙丈甲斐駒13
頂上だ!!!

 頂上には登山者が多く、改めて夏のアルプスだねーと感じます。頂上では、天気も回復し、みんなニコニコ顔で写真を撮ります。北岳と富士山が同時に見えるのは感動です。明日登る予定の甲斐駒岳方面だけが見えない!
 まあ、昼食とりましょうということで、お昼ご飯を食べていると、目の前に雄々しい甲斐駒が突如にょきっと姿を見せてくれました。明日はあのてっぺんだねーとみんなテンション上がりながら話します。
 
20170826仙丈甲斐駒14
ガスが・・・

20170826仙丈甲斐駒15
おおお~

20170826仙丈甲斐駒16
貴公子降臨!!

 休憩後、カールにさよならして、テン場に向かいます。頭痛もどんどん酷くなってきて、吐き気まで出てくる始末。帰りの道の風景をまるで覚えていないのですが、こんなに長いコースだった?と思いながら歩きました。
 高山病ってこんなにつらいのね、でも下山したら少しはましになるかもという願いもむなしく、下山しても、痛い痛い・・・。一緒に行ったみなさんにただただご迷惑とご心配をかけながら、薬を飲んで休憩させていただきました。

20170826仙丈甲斐駒17
下りましょう

20170826仙丈甲斐駒18
植物保護のネットがあります

20170826仙丈甲斐駒19
こもれび山荘に下山

20170826仙丈甲斐駒20
こもれび♡

20170826仙丈甲斐駒22
晩御飯はヘッデンにて

20170826仙丈甲斐駒21
お米を炊いてもらいスタミナ丼!

 私の休憩中に、メンバーの皆さんは、沢山の料理を作ってくれました。本当に全部食べれるかい?と思いつつも、たばっち作のスタミナ丼と茄子の炒め物、OH!デリシャスね!明日の朝ごはん昼ご飯も、ガビちゃん特製豪華サンドイッチにおにぎりまで追加され、皆さん大満足の中、明日はお天気だね、朝は3時半起床ね、と言いつつ就寝。明日までに、高山病が治りますように! 

(By てる)




 宇多田なりきり南アルプス山行2日目。
 昨日の仙丈ヶ岳に続き、目指すは標高2967m甲斐駒ヶ岳山頂。昨日、向かいから眺めた白く猛々しい甲斐駒ヶ岳の姿がずっと目に焼きついている。

 まだ薄暗い5時半、長衛テン場を出発し北沢峠から登山開始。昨日の疲れか若干足取りが重いが、朝日が差し込み清々しい空気が満ちていて心地いい。始発バスが到着し次々と登山者が登ってくる。さらに前日の雨で私達と同様、甲斐駒アタックを今日に変更したグループが多いらしく次々と私達を追越して行く。今日は混雑するかもしれないねとメンバーとノンビリ進んでいく。

20170826仙丈甲斐駒23
薄暗いテント場

20170826仙丈甲斐駒24
ヘッデンでスタート

20170826仙丈甲斐駒25
朝日が差し込んできた?

 2600mを過ぎ、岩に覆われた双児山山頂に3時間弱で到着しここで暫く休憩。さらに1時間程で駒津峰2752mに到着。すでに樹林帯を抜け素晴らしい眺望が待っていた。雲ひとつない晴天で連なる北アルプスの全貌が、そして向かい側では、どっしりとそびえ立つ富士山や鳳凰三山の突き出したオリベスクも見えテンションも最高潮。

20170826仙丈甲斐駒26
双子山で休憩

20170826仙丈甲斐駒27
駒津峰より甲斐駒を目指す

20170826仙丈甲斐駒28
オベリスクの向こうに富士山!

 しかしこの後、思わぬ展開が待ち受けていた。まさかの登山者の大渋滞が発生。ここからは急勾配のアップダウンの岩場続きで足場も狭く、待ち時間が増え、なかなか前に進まない。前方で負傷者が出たのと、登山者がいつもより多いせいかもしれないが、思わぬ足止めに時間だけが過ぎていき、気持ちは焦るばかり。ようやく六方石の分岐まで辿りつくが、安全性を優先して直登ではなく、あえて時間のかかる巻道を行くことにしたので、さらに遅れることに。
 進むにつれ、メンバーの中で山頂までに間に合わないかも、、、的な空気が流れ始めた。終バス時間があるので、折返すべきデッドラインがあるのは分かっていたが、まさかこんな事態になるとは、誰も思いもしなかった。

20170826仙丈甲斐駒29
まさかの登山道渋滞

 そこで、このまま待機と、残り時間までに行ける所まで行く2班に別れることになった。待機組は昼食を取り、進む組はひたすら山頂を目指すが摩利支天辺りで、山頂目前でタイムオーバー。後ろ髪を引かれながらも下山する事になった。下山時も岩場の大渋滞を予測して、早めに下山する事になったからだ。待機組と合流し駒津峰の分岐から仙水峠のルートで下山開始。さっきの渋滞は全く無い…。あれ?引返すのが早かったかななんて後悔するが、後のまつり。しょうがない、、、気を取り直し進んでいった。

20170826仙丈甲斐駒30
3人で山頂を目指す

20170826仙丈甲斐駒31
摩利支天を見下ろすところまで来たが・・・

20170826仙丈甲斐駒32
あとちょっとだけど時間切れ(>_<)

20170826仙丈甲斐駒33
残念・・・

 仙水峠あたりは巨岩がゴロゴロし、まるで火星のような岩稜地帯。注意深くそこを抜け仙水小屋辺りからザ南アルプス天然水の世界に一変した。美しい沢と白樺の道が続き、せせらぎの音に心癒される。宇多田撮影ポイントも写真し、凹んでいたメンバーも気分一新。ほどなく長衛テン場に到着し、テントを片付け無事バスにも乗り込む事ができた。

20170826仙丈甲斐駒34
仙水峠

20170826仙丈甲斐駒35
うわまじか

20170826仙丈甲斐駒36
ちょっとだけ宇多田ごっこ

 渋滞を予測せず、ゆっくり進み過ぎたのが今回の反省点。荒々しさと静謐さを併せ持つワンダーランド甲斐駒ヶ岳。昨年のリベンジ企画だったがリベンジのリベンジになりそうだ。次回こそは、、、。

byシズ



●リーダーたばっち後記
 リベンジ企画でまさかの時間ぎれに(汗)不甲斐ないリーダーで申し訳ありませんでした。
 原因の分析は色々ありますが、勉強になる山行でした。次のリベンジこそは、登頂できるように改善に努めたいと思います!
 お付き合い頂いた頼れるメンバーの皆様、ありがとうございました。


今回のコース↓
20170826仙丈甲斐駒37

20170826仙丈甲斐駒38
ほんとにあとちょっとだった(;'∀')引き返す判断が早かったかも・・・

テーマ : 登山
ジャンル : スポーツ

白峰三山縦走 2017.04.30-05.03

20170430白峰三山縦走28
登頂果たせなかった北岳


<メンバー>
たろー、つよっさん、もっちゃん、ふみふみ、やっさん




<1日目>
奈良田ゲート(7:25)~あるき沢橋(11:45)~池山御池小屋(16:00)

 前日まで個人山行を考えていたのですが、急遽 たろーさん企画に参加させて頂きました。天候で行き先が2転3転しましたが、最終的に白峰三山に決まりました。私個人は、この山は2回目。ただし、雪がある時期は初めてです。どんな景色が待っているか楽しみです。

 しかし、この山行は登山口まで林道歩きが12kmもある超ロングコース。アスファルト歩きで私の足が持つか心配です^_^;。ゲート手前に車を停車。数台停まっていますが、これは全員同じ山の人?(下山後に分かりましたが、どうやら釣りや発電所の方達の車だったようです)

 準備していると、農鳥小屋の名物おじさんが登場。小屋でお会いした時の印象とは正反対。よく話され、笑顔もあります。山ではそれ程 緊張感を持って生活しているという事かな?^_^;。

20170430白峰三山縦走01
名物おじさん

 準備も整い、いざ出発です。まずはゲートです。扉が閉まっておりどこから開けるのかなと探っているとたろーさんがいとも簡単に開門。事前の下調べは完璧です。歩行し少し歩いたところで早くも少し汗が滲んできます。天気がよいのは嬉しいことですが、アスファルト路では堪えます(^-^; 。

20170430白峰三山縦走02
ひらけゴマ

20170430白峰三山縦走03
トンネルがいくつも

 通常はバスで移動するのであっという間に登山口まで到着するのですが、歩くとなるとなかなか登山口まで着きません。以前はバスでしたので気にならなかったですけど、歩くとこんなにも遠かったんですね(^-^;

20170430白峰三山縦走04
長~い林道

20170430白峰三山縦走05
発電施設

 林道終盤になると水場に着きます。小屋周辺に雪がないかもしれないので、ここで給水します。しかし、雪山のテント泊装備、これまでにない程の重量。更に給水2L。今までに経験した事がないほどのザックの重みが、肩から足の裏までずっしり掛かります(推定:30kg)。 この重みに耐えられるか心配です。

 普段歩きなれないアスファルトで足も靴擦れを起こしていたので、他の方の給水の合間にバンドエイドやテーピングで応急処置を実施。これからの登山道に備えます。(下山後、靴擦れの状態を確認しましたが、その範囲は登山前の倍以上に広がっていました。想像以上に脚への負担は大きかったようです(^-^;)

20170430白峰三山縦走06
あるき沢橋、ここから登山道

20170430白峰三山縦走07
重荷が堪える

 数百m歩いた時、想定通り体に異変が。 足の裏が今まで経験した事がないほどの痛みに襲われます。(親指の肉球が潰れる~!!)他のメンバーから数十m遅れながらも必死についていきますが、数m歩いては止まるの繰り返し。あまりにも遅れる私を心配し近づいてきてくれたもっちゃんが、「荷物持つよ」の暖かい言葉(相変わらず頼もしいです^^)。メンバーの待つ位置まで着くと私の共用装備、「ロープ、スコップ、水2L」をもっちゃんが持ってくれます。自身も重いはずなのに、助かります(^-^;

20170430白峰三山縦走08
もうだめかも・・

 その後、雪のない登山道では足の痛みを誤魔化しながらもメンバーについていきます。でも、雪道になるとその痛みも徐々に和らぎます。(雪がクッションになり、足への負担が分散されたようです)

20170430白峰三山縦走10
雪が出て来た

 歩き続けると、ようやく本日の宿泊地である池山御池小屋に到着です。小屋は貸し切り。 一息つくも到着しても、ゆっくりはしていられません。今夜と明日の水の確保(登る最中、暑さで思いの外水分補給をしたので追加で雪を溶かして水作り:たろーさん&つよっさん)、トイレの設置(つよっさん)、夕食準備(もっちゃん、ふみさん)と大忙しです。でも、夕食は美味しく食事を摂り身体の英気を養います。夜は明日に備え早々に就寝です^^
2日目に続く...

20170430白峰三山縦走09
池山御池小屋

20170430白峰三山縦走11
トイレ担当つよっさん

20170430白峰三山縦走12
美味しい夕食

記).やっさん

*****************************

<2日目>
池山御池小屋(3:20)~城峰(5:10)~ボーコン沢の頭(7:20)~8本歯のコル(10:10)~吊尾根分岐(11:10)~北岳山荘(13:30)

 2日目、今日は午後から天気が崩れる予報なので午前中に北岳山荘に辿りつきたいと考えていた。目論見では1日目の泊地を森林限界の少し下、城峰あたりまで進めたかったのだが、昨日は思ったよりばててしまい、池山御池小屋までしか進めなかったのが痛い。遅れを取り戻そうと3時出発にした。

 真っ暗な中、ヘッデンをつけて池山吊り尾根を登る。城峰にはテントがあったが主は既に出発しているようだ。2時間も歩くと空は明るくなって来る。背後の鳳凰三山の稜線はまだクッキリ見える。

20170430白峰三山縦走13
鳳凰三山

 ボーコン沢の頭の手前で樹林帯を抜け視界が広がる。冬は強風でこの辺りで撤退するパーティーも多いと聞く。空はまだ高曇り、薄日も差しているので何とか持ってくれよと祈りながら進む。

20170430白峰三山縦走14
視界が開ける

20170430白峰三山縦走15
まだ薄日が差している

20170430白峰三山縦走16
ボーコン沢の頭

20170430白峰三山縦走17
二つ向こうのピークが8本歯の頭

20170430白峰三山縦走18
雲が厚い・・

 8本歯の頭で少し休憩していたら雪がちらついてきた。時刻は9時、コースタイムは北岳山荘まで2時間と少し、この調子なら何とか逃げ込めそうだ。しかし5月の南アルプスで雪かよ~と恨めしく思いながら8本歯に突入。

20170430白峰三山縦走19
北岳はガスの中

20170430白峰三山縦走20
8本歯突入

 8本歯は1箇所下降でロープを出しそれなりに緊張したが何とか通過。それよりもどんどん強くなってくる雪が気になる。8本歯のコルでツエルトを出してやり過ごすか?という意見もあったが荒天がいつまで続くか分からないので先に進む。雪の傾斜をどんどん登って主稜線を目指す。

20170430白峰三山縦走21
緊張の8本歯通過

20170430白峰三山縦走22
8本歯のコル

 途中、テントの主と思われる単独の方が降りてこられた。稜線上は強風で目も開けていられないという。この時点で北岳の頂上はあきらめた。

 11:00ついに吊り尾根分岐に到着。稜線上は強風が吹き荒れるが耐風姿勢を取るほどでは無く何とか行動は出来る。それよりも閉口したのが霙交じりの強風が顔に当たると目が開けていられない事だった。ゴーグルを持っているふみふみさんとつよっさんにルーファイをしてもらいながらジリジリと北岳山荘に向かって下降していく。

20170430白峰三山縦走23
吊尾根分岐

 視界は10m以下、夏道はまったく分からず。風が弱まった隙に岩稜の地形を見てルートを判断。視界が悪いのでとにかく離れないように気をつける。GPSを見ながら尾根芯から離れないように進んでいくとようやく登山道らしき痕跡を発見、更に進むと道標も出てきた。

 GPS上では既に北岳山荘に着いている筈なのにそれらしい建物は見つからない。視界は数メートルのホワイトアウト状態なので5人で手をつないで離れないように進んでいく。するとガスの中にうっすらと建物のシルエットが見えた。小屋はわずか10mほど先にたっていた。スコップで扉の前の雪をのけ、小屋に入ったらやっと生きた心地がした。

20170430白峰三山縦走24
冬期小屋に駆け込む

20170430白峰三山縦走25
何とか逃げ込めた

 すっかり体が冷えてしまったもっちゃんの為に小屋の中にテントを張ってガスをつける。夕食はカレーライス。ご飯を米から炊いたが雪から水を作るのでガスを多量に使うこのメニューは雪山には合わなかったかな。でもおいしかった。

20170430白峰三山縦走26
部屋を暖かく

 結局、強風は夜まで吹き続き、もし途中で進めなくなっていたら危なかったかもしれない。あくまでも結果論だが今日は森林限界の下で停滞するのが正解だったのだろう。しかし無事に小屋に辿りつけて本当に良かった。

<今回の山行からの教訓>
装備の軽量化は非常に重要。スピードは最大の安全策。常に余力を持って行動できるよに。 
天気予報の時間は幅がある事を認識すべき。午後から崩れるといっても早まる場合もある。
稜線上での強風(風速20m/s)は非常に危険。予想されている時は森林限界以下で停滞。
雪山ではGPS、ゴーグルは必須。現在位置の確認と視界の確保。

記 たろー

続きを読む

テーマ : 登山
ジャンル : スポーツ

奥茶臼山 2017.04.22 

20170422奥茶臼山01
南アルプスをバックに(ちょっと傾いてる?)


メンバー:toriya、ふみふみ、はる、ちゅうた

コース:07:10しらびそ峠 - 09:00~09:20尾高山 - 
     12:00~12:15 奥茶臼山手前展望点-12:30奥茶臼山
     -12:55~13:30奥茶臼山展望点昼食-
     16:05尾高山-17:40しらびそ峠


 朝のうちは曇っていたものの、次第に天気は青空に。南アルプスの絶景を満喫できた山行でした!踏みぬき地獄で、ハードでもありましたが・・・

 さて、奥茶臼山の標高は2473m。登山口のしらびそ峠(約1800m)からスタートです。
 最初は雪も少なく、会話も楽しく、サクサクと歩みを進めます。展望はありませんが、良い雰囲気の森です。

20170422奥茶臼山02
まだ雪も少ない

 次第に雪が増え、踏みぬき地獄へ突入。toriyaさん、はるさんが踏みぬきまくり、一気に苦行山行へ早変わりです。尾高山周辺でかんじき装着!一気に歩くのが楽になります。
 しかし、かんじきを履いても、踏みぬくときは踏みぬくのもです。ふみふみさんの足が、雪にはまって抜けなくなり悪戦苦闘でした!

20170422奥茶臼山03
かんじき装着

20170422奥茶臼山04
ふみふみさん、はまる。そして抜けない。

20170422奥茶臼山05
toriyaさんに救出されるの図

20170422奥茶臼山06
脱出!!

 ほとんど登山者はいないので、先行者(1名)の踏み後、赤テープを頼りに進みます。適当に歩いていると違う尾根へ踏み込みそうになり、危険です。アップダウンを繰り返しながら、ようやく山頂直下へ到着です!

20170422奥茶臼山07
彩雲(という名前じゃなかった気もするけれど・・・)→環水平アークかなぁ(とりや注)

20170422奥茶臼山08
もうじき山頂

 ようやく開けた展望。目の前に広がる南アルプス。絶景です!!以前の山行で登った山はどれかな~、と同定タイム。至福の一時です。

20170422奥茶臼山09
南アルプス一望

20170422奥茶臼山10
はるさん、ふみふみさん、次の山行の相談!?

20170422奥茶臼山11
赤石岳

20170422奥茶臼山12
パノラマ

20170422奥茶臼山13
パノラマ続き

20170422奥茶臼山14
奥茶臼山山頂

20170422奥茶臼山15
こっちは中央アルプス

20170422奥茶臼山16
南アルプスをバックに

20170422奥茶臼山17
太陽の周りにも虹

 景色も昼食も堪能し、いよいよ下山です。アップダウンが多い=下山の登り返しも多いということ・・・。午後になり雪も緩み、踏みぬきやすく、えらいこっちゃです。あちらこちらで、「うわー」と悲鳴が上がります(笑)
 
20170422奥茶臼山18
ふみふみさん、派手にこける

20170422奥茶臼山19
もうすぐゴール

 久々の長丁場の山行。疲れもしましたが、それを上回る楽しさでした!!リーダーtoriyaさん、企画ならびに長時間の運転ありがとうございました!!ふみふみさん、はるさん、またご一緒できる日を楽しみにしています(^^)

記:ちゅうた
 

テーマ : 登山
ジャンル : スポーツ

塩見岳 2017.03.18-20 

20170318塩見岳24
塩見岳 次は頂上まで



<メンバー>
ふみふみ、もっちゃん、やっさん、つよっさん、えだこ、たろー




<1日目:コース>
林道ゲート(7:35)~大鹿登山口(10:35)~三伏峠小屋(16:30)

 今年の積雪期登山の集大成は南アルプスにテント泊で挑戦しようと考えていた。天候のせいもあり思うようなトレーニング山行は出来なかったが北アルプスに比べ天候は安定しており、年末年始の記録を見る限り難易度もそれ程でも無さそうなので決行に移す。ただ、今回のように3月に歩いている記録が少ないのが気になる。

 大鹿村の林道ゲートには先行の車が1台。これはトレースが期待できるかも?とほくそ笑みながら準備をする。雪山テント泊装備に食料でザックはパンパンだ。えだちゃんは自力で起き上がれない位(おいおい)。

20170318塩見岳01
ザックがでかい

 ゲートを越えて歩き出す。林道の雪は日陰に残っている程度。舗装路を冬靴で歩くのは疲れる。2時間ほど歩くとやっと第2ゲート。夏にはここからバスが出るらしい。この辺りまで来ると雪が少し増えて来るが少し歩くのに飽きて来た。

20170318塩見岳02
第2ゲート

20170318塩見岳03
そろそろ疲れてきたかも

 それでも林道から見える南アルプスの山々を眺めながら歩いていくとちょうど3時間で三伏峠への登山口に到着。ここまでは予定どおり、順調だ。

20170318塩見岳04
景色に励まされながら歩く


20170318塩見岳05
大鹿登山口に到着

 さあここからが本番。小休止をし、気合を入れて登山道を歩き始める。効率を良くする為アイゼン装着する。急登に重荷が堪える。

20170318塩見岳06
登りがきつい

 豊口山との鞍部を超えると道は延々とトラバースになる。幸いトレースがあるのでラッセルになる事は無いが、時々ズボっと沈み込む。

20170318塩見岳07
トラバース

20170318塩見岳08
油断しているとズボッ

20170318塩見岳09
休憩もこんな感じで

 重い荷物と重い雪にみんなヘロヘロ。三伏峠への最後の登りは登山道の1本手前の尾根をこれでもかって言う位の急登。尾根に出た時にはあの屈強なふみさんがバテあがっていた。

20170318塩見岳10
お疲れのえだちゃんとふみさん

 三伏峠には16時半に到着。ここから少しでも進んでおくと明日が楽になるがみんなの疲労が気になる(初日は寝不足もあるし)。

20170318塩見岳11
三伏峠小屋

 三伏峠小屋の冬期小屋は先客がいたものの、我々が入るスペースは空いていたのでテントを張るのはやめて冬期小屋泊に決定。うーん、弥山八経に続きここでも楽な方を選んでしまった。

20170318塩見岳12
冬期小屋 お世話になります

 小屋の先客は4人パーティーと単独の男性、奥の8人部屋を使わせてもらい、さっそく鍋で体を温める。明日は長丁場になるので体を休息させないといけないが、夜中にトイレに行くときの扉の開閉がうるさくて熟睡できなかった。


続きを読む

テーマ : 登山
ジャンル : スポーツ

プロフィール

鈴鹿ハイキング倶楽部

Author:鈴鹿ハイキング倶楽部
鈴鹿ハイキング倶楽部は鈴鹿山脈にホームグランドを置き、三重県をはじめ東海地方が活動エリアの登山サークルです。
鈴鹿山脈を中心とした低山ハイキングの軽い山登りから、アルプステント泊縦走、雪山や沢登りなどの本格登山まで四季を通じて活動しています。


これから山歩きを始めたい方、一人ではちょっと不安という方、仲間を見つけて新しい事に挑戦したい方、我々と一緒に山へ出かけませんか。

詳しくはHP(リンク先)参照

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
ご訪問
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR